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令和 2年総務文教常任委員会(12月21日)

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  1. 丹波市議会 2020-12-21
    令和 2年総務文教常任委員会(12月21日)


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 2年総務文教常任委員会(12月21日)                   総務文教常任委員会会議録 1.日時   令和2年12月21日午前9時30分~午後2時12分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        近 藤 憲 生  副委員長        谷 水 雄 一   委員         西 本 嘉 宏  委員          奥 村 正 行   委員         垣 内 廣 明  委員          太 田 一 誠   委員         太 田 喜一郎  委員          渡 辺 秀 幸   委員         広 田 まゆみ  議長          藤 原   悟 4.欠席委員   なし 5.議会職員   事務局長       荻 野 隆 幸  書記          柿 原 範 久 6.説明のために出席した者の職氏名   市長         林   時 彦   教育長        岸 田 隆 博    入札検査部
      技監兼入札検査部長  上 畑 文 彦    企画総務部   企画総務部長     近 藤 紀 子  政策担当部長      近 藤   巧   総務課長       田 口 健 吾  職員課長        荻 野 昭 久   未来創造課長     藤 浦   均  公共交通係長      足 立 恵 一    財務部                                      財務部長       北 野 壽 彦  資産管理担当部長    内 堀 日出男   税務課長       荻 野 浩 行  市民税係長       豊 嶋 忠 夫    まちづくり部                                   まちづくり部長    太 田 嘉 宏  人権啓発センター所長  前 川 康 幸   副所長兼人権推進係長 足 立 倫 啓  市民活動課長      小 畠 崇 史   施設管理課長     近 藤 克 彦  副課長兼スポーツ施設係長   会計管理者      足 立 良 二              土 家   健    教育部   教育部長       藤 原 泰 志  次長兼学校教育課長   足 立 和 宏   副課長        谷 川 知 美  教育総務課長      足 立   勲   学校統合準備係長   船 越 正 一  学事課長        井 尻 宏 幸   副課長兼学事係長   服 部   昇  学校給食係長      堀   典 子   文化財課長兼中央図書館副館長      副課長兼文化財係長   難 波 善 友              山 内 邦 彦   図書館係長      大 西 英 幸   丹波市・一部事務組合公平委員会   書記長        亀 井 昌 一 7.傍聴者   1人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(近藤憲生君) 委員の皆様、当局の皆様、おはようございます。  ただいまより総務文教常任委員会を開催いたします。  12月7日に開催されました総務文教常任委員会におきまして、私が委員長という大役を指名推薦いただきました。もちろんそんな器ではございませんが、委員の皆様、そして、当局の皆様の御協力と御理解の下、この2年間、職務を全うさせていただきたいと思いますので、どうか皆様の御協力をよろしくお願いいたします。  引き続きまして、議長より御挨拶をいただきます。 ○議長(藤原悟君) おはようございます。委員のメンバー構成も変わりまして、新しいメンバーでの委員会のスタートです。しっかりと意見を言い合って、議論し合って、合意形成できるような推進をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 市長より御挨拶をいただきます。  市長。 ○市長(林時彦君) 皆さんおはようございます。先ほど委員長からありましたように新しい総務文教常任委員会ということで、これから2年間お世話になりますけども、どうぞよろしくお願いいたします。  早速でございますけども、法制委員会を立ち上げまして万全を期したつもりでございましたけれども、誠に申し訳ない、最初から、議案第140号につきましては少し条例に不備な点がございまして、議長はじめ議会運営委員会委員長には寛大な処置をいただきまして、御無理申してますけども、今後こういうことがないように頑張ってやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  本日、付託議案審査並びに所管事務調査、お世話になりますけども、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) ありがとうございました。  本日は、改選後初めての委員会となりますので、教育長から御挨拶をいただきます。 ○教育長(岸田隆博君) おはようございます。教育長の岸田隆博です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 続きまして、技監及び所管部長から自己紹介を受けたいと思います。  技監から順にお願いいたします。  技監。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) おはようございます。技監兼入札検査部長の上畑文彦と申します。大変お世話になりますけど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 皆さんおはようございます。企画総務部長、近藤紀子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 教育部長の藤原泰志と申します。お世話になりますが、よろしくお願いをいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 財務部長の北野壽彦と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 政策担当部長の近藤巧でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 資産管理担当部長の内堀日出男と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) まちづくり部長の太田嘉宏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 会計管理者。 ○会計管理者(足立良二君) おはようございます。会計管理者の足立良二と申します。どうかよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) ありがとうございました。  それでは、議事に入ります。  日程第1「付託議案審査」を行います。  付託議案の審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属、職名を述べてから発言してください。また、発言者の顔がこちらに見えるようにお願いいたします。  お諮りいたします。  各付託議案の審査におきまして、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  最初に、同意第43号から同意第45号までの「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」を一括議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  これより、議案ごとに採決を行います。  同意第43号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第43号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、同意第43号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第44号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第44号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、同意第44号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第45号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」採決を行います。  お諮りいたします。  同意第45号について、同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、同意第45号「丹波市・一部事務組合公平委員会委員の選任について」は、同意すべきものと決しました。  次に、同意第46号「丹波市教育委員会委員の任命について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 補足の説明はございません。
    ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) この候補者、横山さんは、前回からずっとお世話になっとるんですけども、そのときにも説明いただいとるかも分かりませんけども、ちょっと確認の意味でさせてもらいます。  兼職禁止のことで、第6条であるんですけども、この方の職歴いうのを見させてもうてますと、兵庫県立大学のほうの教授をされとって云々とありますんやけども、この兼職規定の中に「委員又は地方公共団体の常勤の職員もしくは地方公務員法第28条の5第1項に規定する短時間勤務の職を占める職員と兼ねることができない。」とあるんですけども、そこら辺は前にも聞いているかもしれないんですけど、もう一遍確認の意味で説明をお願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 委員おっしゃるように、兼職禁止規定というのは地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第6条に規定されておりまして、地方公共団体の議会の議員もしくは長、執行機関として置かれる委員会の委員もしくは委員や地方公共団体の常勤の職員、また短時間勤務職員と兼ねることができないというふうに、兼職の禁止が規定されております。  当該横山氏につきましては、兵庫県立大学から給与を全額受けられておりまして、地方公共団体の常勤の職員には該当せず、また、短時間勤務職員というところにも、短時間勤務職員といいますのは地方公務員法の第28条の5によりまして、定年退職者を1年を超えない範囲で任期を定めて短時間勤務職員に任命するという規定でございますので、こちらにも該当しないということでございます。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 今の関連で、兵庫県立大学はもちろん大学ですから、給料はそこからですから関係ないと思うんですが、ただ、兼務として、兵庫県の森林動物研究センター、これは県立の森林動物研究センターということであれば県の職員ということで、そこからの給与のほうはどうなってるか、兼務の給与について、ちょっとそこだけ確認しておきたい。 ○委員長(近藤憲生君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 兼務でその職をされておりますけれども、給与というのは全て県立大からの支給になっておりますので、兼職の規定には当たらないということで認識をしております。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  同意第46号「丹波市教育委員会委員の任命について」同意することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、同意第46号「丹波市教育委員会委員の任命について」は、同意すべきものと決しました。  次に、議案第110号「丹波市石生駅西口連絡通路条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) これ今度変わりますんで、ICOCA等の、今発券業務をしているところがなくなるいうことなんですけども、ICOCAのカードを使う方ばっかりではないので、この間もちょっとお聞きしたりしてたら、東口のほうには発券機あるんですけど、西口のほうには新たに発券機は置かれるような話になっているのかいうことと、今発券業務お世話になってる方が、ずっと階段とかは掃除していただいておるんですけども、それにプラスしてJRの構内、駅の中のほうも、電車乗り降りするところも、それはボランティア的ですけどもお世話になっとるようです。私もそれをされておるのを見たことありますし、なんですけども、まあ今JRのOBの方やさかい、いろいろとしやすいのかもしれませんねんけども、そこら辺は今度こういうことになるとしても、駅の構内のところの清掃に関してはJRが責任を持ってされるようになっているのか、そこら辺だけちょっとお聞きします。 ○委員長(近藤憲生君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 発券機につきましては、基本的には東口のみでございます。あと、清掃につきましては、現在は発券業務をしていただいている中でしていただいておりますけれども、今後につきましては、発券業務ではなくて、あくまでも市の行政財産ということで、今駅前の公衆トイレの清掃をお世話になっております生郷自治振興会のほうにお願いをするよう協議を進めておりますけれども、委員おっしゃられた駅の構内、これにつきましてはJRときっちりと協定を交わしまして、JRのほうでしていただくということとするよう、現在協議を行っているところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 発券機ですけども、東口のみということでございますけれども、何とかそれは西口もつけないと、今乗降される方は東口よりも西口のほうが多いんです。私、ずっと見てましても、今発券業務をお世話になってる窓口が多分4時で終わるんかな。4時で終わって一番よく乗られるのが5時過ぎの電車、よく乗られるんです、私もたまに乗りますけども。そのときに、西口から来て、わざわざ下りて、東口のところで券買うて、ほんでまた乗っていかれるところ何人かよく見ます。  そらたまたま1番ホームはそっちですから、1番ホームやったらそれでもええのかもしれませんけども、2番ホーム、3番ホームになりますと、わざわざ向こうへ行って、買って、またこっち側に帰ってきて、階段下りて、そういうようなことになるし、すっと、東口のみですいうて答弁されたけど、やっぱりそこら辺はJRと交渉されて、ICOCAをできるだけ使ってもらうようにせないかんのは分かってますけども、やっぱりそういうようなお客さんもいらっしゃるということも前提に、人を置いてくれ言うとるん違うんやから、そこら辺はJRに、丹波市内の7つの駅全部、トイレも全部、市でしたんやから、ほんで掃除もしてんねやから、それぐらいは言ってもいいんやないかなと思うんですけど、どうですか。  それと、構内の清掃ですけども、今ほんまに協議してるんやね。そこら辺だけ確認しておきます。 ○委員長(近藤憲生君) 未来創造課長。 ○未来創造課長(藤浦均君) 順番が前後いたしますが、初めにお聞きになっておりました構内の清掃の件でございますけれども、もともとJR駅構内におきましては、JRの関連会社が点検、また清掃を行っております。そこを徹底していただく、また区分をはっきりさせていくということでございますけれども、引き続きJRの関連会社によって、駅構内については清掃業務をしっかりしていただくということを確認してまいりたいと思います。  また、券売機の件でございますけれども、実際に我々もこの件について協議をさせていただいたこともございます。今後も何とかということで協議はさせていただきますが、そもそもICOCAが入りますと、これは篠山口駅以南のことではございますけども、8割以上の方がICOCAで乗車をされるということでございまして、そこに対しての券売をプラスするかという部分でございますが、先ほど委員もおっしゃいましたとおり、ICOCAを推進していくという部分もございますので、そことのバランスもあります。それも含めまして、JRともう一度協議はさせていただきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) ICOCAを推進するということも含めてというふうに今ありましたけれども、それはそれですわ。発券機は発券機、発券機しか使えない人もたくさんいてはるからね。やっぱり発券機ぐらいは、JR、大会社やからそれぐらい置いてもうても罪にならへんと思いますよ。もう一遍しっかり交渉してください。 ○委員長(近藤憲生君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) ただいま頂きました御意見を踏まえまして、JRとは引き続き交渉はしていきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほか、質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 発券機の問題もあったんですけど、今度は通路について、公の施設ということにするわけですけど、現状はそうなんですけども、既にICOCAの、3月ダイヤ改正から使われるわけですけども、ICOCAの読み取り機が設置をされていました。こちら側の公の施設のほうの側にも一つ、もちろん向こうにも、東口にもあるんでしょうけど。今券売機はないんですけど、西口のほうには。ところが、その公の施設の部分にICOCAの読み取り機が2台、既に設置をされていました、現地を見たらね。これは公の施設の関係で、ICOCAは、JRの読み取り機のほうの、JRのもんやと思うんですけども、その辺は、既に設置されているということについて、何か話合い、協定、その他されているんですか。これ市のものではないんで、それはきちっとしておかなければと思いますけど、その関係でちょっとお願いしたい。  それから、今発券機、私も、これからはICOCA推進というのはそれはそれであれなんで、この3月までには1世帯当たり1枚、ICOCAを、2,000円分を送付になっていますが、全員が全員、ICOCAを持っているわけじゃないんで、言われるとおり、西口もやっぱり乗降客多いんで、これは必ずや、今もその方向で話合いをすると言われましたけど、私も、券売機は最低でも置く必要があると。そこの券売員を廃止するわけですから、3月いっぱいで。それは当然のことだと私は思うんです。それはそういうことで一つお願いしたいのと、それから清掃の、今まで券売員の方が公の施設の分は清掃をされとった。券売員がおってや部屋についても、これからおられないということになってしまって、そこの扱いも含めて、今後階段だけやなくて施設全体について、下の部分はちゃんとなっているらしいんですけれど、上の部分についてどうするか、その辺の考え方をちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 1つ目のことにつきましては、担当課長のほうからお答えをさせていただきます。  2つ目につきましては、先ほども御答弁申し上げたとおりでございまして、御意見を踏まえまして、JRとも改めて協議をしていきたいと思っております。  3つ目でございますけれども、従来券売所があったところでございます。これにつきましては、普通財産として管理してまいりますので、市のほうで普通財産としての管理という格好でやっていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長(近藤憲生君) 未来創造課長。 ○未来創造課長(藤浦均君) 1点目の改札機の設置に関することでございます。  本条例の制定以降につきましては行政財産として管理をしてまいりますので、目的は通路というのが主になります。よって、この改札機につきましては、駅の利便性を高めるという部分もございますが、通路ということからいいますと目的外となりますので、財務規則に基づきます、行政財産の目的外使用ということでの許可ということでさせていただく方向で、調整をさせていただいております。なお、現在につきましては、普通財産の中で駅の券売業務を市が受託をしている関係ございますので、それに必要な機器ということで、今現在は取扱いをいたしております。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) これから、3月以降ですか、実際にICOCAが使用される場合は、公布の日ですから、これが通れば財産の関係で取決めはするということでよろしいか。  もう一つは、現状はまだ使用開始になってないんでそのまま、準備がしてあるということなんですけど、それに関しても、当然それはJRの関係ですから必要なもんでありまして、それはそれで分かるんですけど、公の財産として一応認めるということになれば、そこに別のもんがあるわけですから、公の財産でないものがもう設置されているわけで、既に設置されていることに対して、今どういう手続になっているかということを聞いているんです。これから先は分かりましたけど、この財産を決定すれば、そういう取扱いになるんでしょうけど、これもう現在取り付けてあるんですね。で、その扱いについてどうなっているかということを聞いておきたいと思います。もう一度お願いします。  それから、駅、券売員がおられるところについては、市の財産ということで直接、今券売員がおられるから、清掃、その他、そこでちゃんと管理されているんですけど、それが4月以降なくなれば無人になるわけですから、それはそれで今、市のほうで管理するということやけども、その辺の、これからの清掃も含めて、管理の在り方について、直でやるということになると財産管理になるんですけど、本当にそれでいいんですか。何か考え方はないんですか。そのまま放置するということになるんですか、そこ。  窓口のところに4月以降は券売員がなくなるわけですから、現状を見ていったら何の表示もないんです。ちょっと予告ぐらいはしておく必要があるんじゃないですかね、利用者に対して。そこら辺ちょっとお願いしたいけどね。 ○委員長(近藤憲生君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 最初の御質問につきましては、また改めて担当課長のほうから御答弁申し上げます。  普通財産となった場合でございますけれども、基本的に活用方策、現在も今後の活用方策は未定でございますので、基本的には普通財産として市が管理するということでございます。  最後におっしゃられた周知につきましては、早めに周知するように対応させていただきたいと思っております。 ○委員長(近藤憲生君) 未来創造課長。 ○未来創造課長(藤浦均君) 現在、設置を既に改札機がなされているということでございます。もちろん使用は3月、もう発表もございました、13日ということでございますが、それ以前に条例は施行されますので、施行日以降は今言いました手続によります。それ以前の部分につきましては、現在の部分でございますけれども、現在、先ほども申しましたが、駅の券売業務そのものを、市がJRから受託をしておることになっております。まあ再委託はしておりますが、主に受託をしているのは市でございます。市で駅の業務を担当している以上、必要となる機器について、JRからいろんな機器をお借りをしているというようなことになっております。現在のところは文書の取決め等はございませんが、今工事中でございますこの改札機につきましても、駅業務に当然必要な機器として、条例施行までということになりますが、お借りをしているという形で整備をさせていただいております。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第110号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第110号「丹波市石生駅西口連絡通路条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第111号「兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第111号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第111号「兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号「丹波市立山南農業者等体育施設の廃止について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 資料請求もしておりますので、幾つか質問したいと思います。  これは以前にも議論になったことだと、1つは思うんですが、協議の経過について資料を頂きました。これは平成30年12月6日の資料なんですけれども、それ以降ずっと、予定の分も含めて書いていただいておりますが、これからの予定も。で、これも前出たことなんですが、平成29年9月に山南中央公園を候補地として決定をしておりますが、それ以降、山南中央公園の所管担当部の、このときにもまちづくり部が担当やったと思うんですけども、山南中央公園のほうやね。だが、協議の内容を見てみますと、市長、副市長協議が多いですけれども、担当部の協議が入ってくるのがほとんど見当たらない感じなんですけれども。平成30年1月4日には技監も入ってですけれども、企画総務部長、それから財務部長だけで大体それを決めたと、いわゆる山南中央公園の教育委員会案を決めたということになっておりまして、今回の廃止の担当はまちづくり部になってますけどね。その辺、なぜそんなことに、まちづくり部のほうが実際の所管の部であるにもかかわらず、当初から入っていなかったのではないかみたいなことに思われるんですけど、その辺はどうだったということです。  それからもう一つは、3年以上にこれからわたって代替地、本会議答弁もございましたけれども、代替地の利用について答弁があったんですが、ここで運動、グラウンドゴルフ、その他については円応教のグラウンドというようなことやら代替地を一応確保したという話でしたけれど、テニスコートについて、何か非常に遠くなるということでの意見もあったんですが、これ団体協議の中で、自治会とか自治振興会協議の中に、グラウンドゴルフ協会とか野球協会等の協議があるんですけれども、テニスの関係者の団体との協議はしていなかったのかというふうに思うんです。その辺はどうかということでお願いしたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員、すみません。今されておるのは議案第113号になりませんかね。
     西本委員 ○委員(西本嘉宏君) そうやね、議案第113号やね。 ○委員長(近藤憲生君) 今、議案第112号の体育施設。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) テニスは議案第113号やないかな。山南中央公園の全体のことで、議案第113号にしようか。 ○委員長(近藤憲生君) 全て議案第113号でよろしいですか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) はい、よろしいです。 ○委員長(近藤憲生君) ただいま西本委員からありました質疑につきましては、次の議案第113号のときに、答弁のほうをお願いしたいと思います。  質疑を続けます。議案第112号につきまして質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第112号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第112号「丹波市立山南農業者等体育施設の廃止について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第113号「丹波市立山南中央公園の廃止について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) それでは、先ほどの西本委員の答弁からお願いいたします。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 大きく2点あったと思っております。  1点目は、資料請求をいただいた部分で回答させていただいた中で、山南地域統合中学校に係る、市長部局との協議経過において、まちづくり部としてその協議に参加している形跡がないというところでございまして、これにつきましては、私もこの春から引継ぎを受けた中で、業務を担当している中におきまして、実際に当時まちづくり部長のほうが正式に協議の場に同席したというところはこの経過においてはございません。その部分において、この案件については山南地域統合中学校の整備に関する案件ということで非常に大きな内容の中で、丹波市の教育長と、それから丹波市長において、いわゆる政治的あるいは政策的な判断の下で決定されたというふうに認識をしております。その決定事項に基づいて、我々はその後、動かせていただいておるという認識をしておるいうのが1点でございます。  それから、2点目でございます。2点目につきましては、資料請求をいただいた中でお示しした中で、テニス関係の記述がないということでございます。これにつきましては、先日の議案質疑においては、我々が持つ情報という中で、非公式の場合において情報をいろいろと協議をする場もございますので、そういったところでの状況、知り得る限りでの状況をおつなぎをさせていただいたというところでございまして、正式な打合せについては、この後、12月23日に予定しております定期利用者への説明といったところも含めて、今後整理をしていきたいというふうに考えております。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 場所の決定について、小川地区のことに、そこ、学校の問題ですからそこまでは入りませんけど、いろいろ場所の協議はされておるんで。  ただ、所管の担当の部署についての話ぐらいはやっぱりしておくべきやったかなと、今さらながらということなんですけれども、今になって。まあそれは代替の話に当然これなってくる話、決定されればね、いうことは分かるんですが、その段階でやっぱり担当部署も入っておく必要があったかと思います。  それで、それぞれの代替、これから長期にわたって、来年6月からあれになるんですけれども、それ以降、3年ぐらいかかるいうふうな話なんですけど。やっぱり利用者も結構、利用の実績を見せてもうたらあるんで、代替にできるだけ近いところでやるべきだと思うんで、今話では、その関係の団体とも協議するということで、場所についてはさらに協議していただくということでよろしいですかね。検討して、テニスの問題ですけど。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 現在の施設を御利用いただいておる団体の皆様につきましては、できる限り調整を行った中で、限られた環境にはなってまいりますが、できるだけ利用者の皆さんが使いやすい環境になるよう、調整をさせていただきたいというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 山南中央公園の廃止、皆さん3年ぐらいかかるんじゃないかという話なんですけども、和田中学校のほうの校舎の撤去とかいうことを考えていきよったら財政的に、私は1年で公園ができるという考えは持っておりません。できへんでしょ。だから4年ぐらい使われないというのが現状やないかと思います。  そんな中で、本会議で質問されておる議員の回答を聞いておりましたら、円応教と協議中だとかいう話をされておりました。ただ、あそこについては、少年野球のクラブチームですか、そこが専属で使われておるような状況です。ほんで、その子供らが整備しよる中で、土日はそこを使われんで空いの日に使えるというようなことを言われてましたけども、もっとこんな話は中央公園を中学校に持っていくということが決定したんなら、もっと早うにそういうことを考えておかないかんことやと思うんですよ。いざ来年建設始まりますよいうて、がさがさするんじゃなしに。そういうことを考えていったら、一つは広い県有地があります、草まみれの、何も活用してない。そういうとこを借りて仮のグラウンドにするとか、そういうことを当然考えておかないかんことやと思うんですよ。よその宗教団体のグラウンドを借りたら云々の話じゃなしに、やっぱり新たに土地を設けて、私、体育館とかプールとかの話は、そんなことは無理だから当然しません。だけどもグラウンドについてはスポーツクラブとかグラウンドゴルフとかだけじゃないです。一般市民の小さい子供らも行った、使うとる公園やと思うんですよ。そのときに、そこだけで協議して済む話ではないんで。これ私言おうも、立派な県有地がございます。4,000平方メートルほどありますかな。7センチメートルほど真砂土を敷いてやれば、もう整地してますので立派なグラウンドになるんですよ。そういうことを考えられませんか。280立方メートル、7センチメートルぐらい敷いたら、280立方メートルから300立方メートルの真砂土を放り込んだらグラウンドになりますがな。そういうことで4年間、何とかそこで辛抱してくださいとかいう話にされるべきではないかと思うんですけど、どうですか。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいま、大きく3点御質問いただいたと思っております。  まずは1点目、現在の施設が廃止になった以降、新しく施設が供用開始になるまでの間、3年というように説明の中では受け止められておるのかも分かりませんが、我々としましては、新しく整備する施設の内容に応じて、そこは少し流動的なところがありますので、新しい施設については令和6年度中の供用開始を目指しているという御回答をさせてきていただいたところがございます。したがいまして、垣内委員御指摘のとおり、3年から4年程度の使用できない期間というのが生じてくるのではないかなというふうには理解しております。  2点目は、もう少し早くから考えていく必要があったのではないかというところでございます。このことにつきましては、先ほど来、資料提供等の中ででもお示ししておりますような経過をもって今日に至っておる中で、私としましては、本年度の4月から引継ぎを受けた中で最大限の努力をさせていただくことによって、現在調整はさせていただいておるというふうに考えております。  最後、3点目です。  グラウンドゴルフの代替地といたしまして、山南地域内にある、いわゆる委員御指摘のところは、篠山川と加古川の合流地点の上流部にある県有地の活用のことをおっしゃっていただいているのかなというふうに受け止めております。  ただ、この土地につきましては、現在私も少し状況を見させていただく中では、平方メートル数については詳しくは存じ上げておりませんが、全てが整地をされている状態ではなくて残土が盛ってあるような状況で2メートル近い段差があるような状況がございます。  それから、周辺がどうしても河川に隣接するというところで、アプローチに関してはそういったところを通行しなければならない、あるいは実際の利用に当たってはトイレとか水回りの問題も出てくると思いますので、そういったところの解決しなければならないという問題はたくさんあろうかと思います。  ただ、現時点において何ができるかということにつきましては、御提案をいただいた御意見に対して少し検討はしていきながら考えさせてはいただきたいと思いますが、少し3年、4年という期間の利用という分に対しての整備内容としては、非常に難しいところがあるのではないかなというふうに感じておるのが現状でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ただね、3年、4年だけ使うて云々の話なんか、する必要ないと思うんですよ。そこを広場として、地元の方がいつも草刈りされておるとこです。それを平地にして、真砂土を敷いて広場にして、そのまま置いておいたらいいじゃないですか。ずっとこれからも使うてもうたらええじゃないですか。あのね、何千万円もかかるような話、私しよるんと違いますよ。市長、300立方メートルの真砂土ならしたら、五、六百万円ですよ。それで4年間、そこで何とか辛抱してくださいと。  それと、この間も山南中央公園に行ってきて、行ったら遊具施設が4基か5基ありました。これも撤去してしもうて、置くとこないんでしょ。そこに置いたらええんですわ、端に。そういうことを何で考えてないんかいうことを、私言うんですわ。敷地、新たに買うて云々の話、そんなことは当然できない話です。そういう敷地があんのなら、何とかそこをグラウンドにしたらどうやと、仮のグラウンドに使うたらどうだというようなことを何で考えてないんかいうことを言いよんです。市長どうですか。 ○委員長(近藤憲生君) 市長。 ○市長(林時彦君) 今、垣内委員のおっしゃったことについては、場所も存じていませんし現場も見てませんけども、本当に見て、今部長が答えましたようにいろいろなハードルは高そうに思いますけども、実際に見てみて、いけそうなら考えますけども、一度判断させてください。 ○委員長(近藤憲生君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 垣内委員が言われておる県有地、恐らく今まちづくり部長が言った、篠山川との合流地点の長細い三角形の土地のことじゃないかと思います。現地につきましては、私も先週まちづくり部長と現場のほう確認をさせていただきました。現状を見ますと、一定の整地はしてあるんですけれども、約2,000立方メートルぐらいの残土が2メートルの高さぐらいで積み上げられておる、それの整地が必要です。また、河川の横にしては比較的排水が悪い状況で、表面にコケというか藻が繁殖したような形跡がありましたんで、ちょっと排水のことも考慮した整備が必要じゃないかなというふうに感じました。  また、広い面積の割に周りに全然駐車場がないとか、非常に長細いので、グラウンドゴルフはできるんだろうけど野球とかそういったもんはなかなか使いにくいとかというような状況もございました。  そのあたりも含めて、また、まちづくり部長とは技術的な相談はさせていただきたいと思いますが、ちょっと簡単な整備だけでは難しいないかな、また、周辺のフェンスも要るんじゃないかなというようなことも感じた次第でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 確かに残土が置いてありました。ただ、公園ですのでそないにきれいにならす必要ないんですよ。グラウンドゴルフにしたって、山あり谷ありのグラウンドゴルフが好まれています、今。  それと、駐車場の問題も、あれも手前に昔の株式会社橋間建設のプラントがありました。それも県有地ですわ。そこも遊んどんですわ。だから駐車場にすんねやったら、そこをしたらいいんですわ。そこも土盛って、盛土ちゃんとしてありますわ。そういうことを考えて、やっぱり4年間なんにもなしいうわけにもいきませんので、新たにプール造れとか、体育館造れとかいう話をしよるんじゃないんで、そこらのことはちょっと考慮してあげたらどうかなと。せっかくある土地ですから、草刈りだけ地元がして、遊ばせておく、そんな手ないです。大半見たら、西脇市では低水護岸の広場を使うて、グラウンドゴルフ場にして管理されてますわ。そういうことをやっぱり丹波市も考えてあげたら、一つの解決は、グラウンドゴルフ協会とか野球とかテニスだけじゃなしに、やっぱり中央公園ですので、一般市民も小さい子供らも行きよる施設ですから、そういうことを考えてあげてほしいというように私は思います。一回現場よう見て、そないに金が、土動かしたとかいうてそない金のかかるもんじゃないです。一遍よう現場見て、検討してください。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 私の答弁につきましては先ほど申し上げたとおりで、それに対して市長のほうから実際に現場を見て何ができるのか、できないのか等を含めて検討するというような御回答もありましたので、そういったところで一度内部で協議はさせていただきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。  質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第113号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第113号「丹波市立山南中央公園の廃止について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第114号「丹波市立山南B&G海洋センタープールの廃止について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第114号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第114号「丹波市立山南B&G海洋センタープールの廃止について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第115号「丹波市立スポーツ施設条例及び丹波市立市民プール条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第115号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第115号「丹波市立スポーツ施設条例及び丹波市立市民プール条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第116号「丹波市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 補足の説明はございません。
    ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第116号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第116号「丹波市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第117号「地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 補足の説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 議案第117号ですけれども、これ法改正によるところの改正なんですけれども、旧の条例と新条例の比較の中でこういう表現になってます。ここが変わってますけれども、例えば、告示された割合というものから今回平均貸付割合ということになっておりますけれども、具体的にはそれ、どうなるのかちょっと説明をお願いしたいと思います。  もう一点は資料請求で延滞金の関連の、税とか保険料等になるんですか、4つの税と保険料に延滞金が課せられておりますけれども、これだけですかいうことでお願いします。  それからもう一つ、この中で介護保険料については平成28年度、平成29年度がゼロになっておりますけれども、これ何か解決したんか制度改正があったのかちょっとこの辺だけ、3点お願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 3点御質問を頂きましたので、お答えをさせていただきます。  まず、告示された割合という字句を今回平均貸付割合に変更をしております。これは文言の変更ということでございますけれども、この告示された割合というのは特例基準割合は租税特別措置法の規定によりまして告示された割合、これに1%を加算した割合で計算されます。この告示された割合というのは国が告示した割合を元にして計算をするというものでございます。  それから2点目は、今回の資料請求で延滞金の推移について資料を提出させていただいております。今回提案をさせていただいておりますのは3つの条例に関するものでございますけれども、延滞金はただいま徴収しておりますものについて、市税、国保税なども含めて4税について報告をさせていただいております。実際にはこれ以外にも延滞金の徴収をできる規定となっておりますものがほかの使用料にもございますけれども、そちらのほうは今のところ徴収はないということでございます。  それから、介護保険料で平成28年度、それから平成27年度、徴収がゼロという表示になっております。この内容につきましては介護保険課に確認をしないと今手元では資料がございませんのでお答えができませんが、また後ほど確認をして、報告をさせていただきたいというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 大体分かりましたが、告示された割合いうのが国から告示されるんだけど、その平均貸付割合というのに語句が変更されとんですよね。平均貸付割合というのがどこの平均貸付割合なのかちょっと分かりませんけど、ちょっとそこだけお願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 説明不足で申し訳ございません。平均貸付割合といいますのは、各年の前々年の改正法は9月から前年の8月までの各月における銀行の新規の貸付、短期の貸付約定平均金利の合計、これを12で割りまして割合を出したものでございます。それを財務大臣が告示するということになっておりまして、その割合のことでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 財務部長、先ほどの介護保険税は後刻ということでよろしいですか。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 後ほど確認と申し上げましたけれども、現に徴収をしていないという結果が、決算上でゼロというふうになっておりますので、この2カ年については徴収はなかったということでお願いしたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第117号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第117号「地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第139号「柏原・氷上学校給食センター厨房機器購入契約の締結について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 補足説明はございません。 ○委員長(近藤憲生君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 1点だけお聞きしたいと思います。納入期限が令和3年12月28日ということで、大変長い期間を設けられておるんですけども、この点についてだけちょっと説明を伺いたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 納入期限でございますが、現在新型コロナウイルス感染症が関係いたしております。ただ、工事自体を来年の夏休み期間中にしたいということでこういう工期にはなっておるんですが、先ほども申しましたように、感染症の関係が今後どうなるかというような状況も踏まえて、納入期限を12月28日までということで延ばさせていただいております。 ○委員長(近藤憲生君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) それで分かりました。本来やったら夏休みの長い間やなと思ってしよったんですけども、余裕を持ったということで確認をさせていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第139号について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(近藤憲生君) 挙手全員です。  したがって、議案第139号「柏原・氷上学校給食センター厨房機器購入契約の締結について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第140号「丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム条例の制定について」を議題といたします。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 議案第140号でございますが、18日に質疑を受けました後、議案につきまして、使用料等に係る規定について誤りがあることが判明いたしました。今後、事件訂正請求書の提出をお願いしたいと思っております。大変御迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 本会議の中で、使用料の関係で須原議員から質問がございました。市長権限の委任に含まれる内容なので、現状のままでいいのではないかということで、条例の第6条の関係で、それは歴史民俗資料館条例の第11条に係る部分であったかと思います。その際に、私のほうから、教育委員会の規則委任によって、ここは教育委員会というふうに変更をするというような答弁をさせていただいたところでございますが、先ほど企画総務部長が申しましたように、その後再確認をいたしますと、使用料に関することについては市長権限ということで、教育委員会ではないということとなりましたので、その関係で再度見直すというような状況でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 市長。 ○市長(林時彦君) 先ほど最初の挨拶でも申し上げましたように、本会議の答弁を聞いておりまして、私もそのときにすぐ指摘すればよかったんですけども、ちょっと引っかかるとこがございまして再確認を申しつけました。その中で、今部長申しましたように、やはりそのところが不適格であるということで、権限自体は市長にございますので、教育部のほうには規則で決めればよかったところを条例そのものを変えようとしたということで、もう一度再点検を指示いたしまして、このようにさせていただきました。先ほど申しましたように、大変私の至らんところで御迷惑をおかけいたしますけども、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 当局より訂正の申出及び経過説明がございましたが、ただいまの当局の説明に対する質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) これ条例の改正の中身の問題なんですよね。字句訂正みたいな話がちょっと今ありましたけど、今の説明では条例の委任の権限そのものが間違っていたということで、教育委員会になってますよね、入館料の免除のところ、市長のままやと、当然そうやと思いますが、これ字句訂正で済むことなんですかね。これ条例そのものをもう一遍、これ議題で一旦提案されたものですから、字句の訂正で済ますいうのは、それにしたって本会議にもちろん訂正をかけないかんと思いますけど、もう一遍出し直しやないんですかね。日程いうんか期日を変えて、今期やなかってもいいんで、その辺はどうですかね。 ○委員長(近藤憲生君) 市長。 ○市長(林時彦君) 先ほど申し上げましたように、条例の問題で、市長権限で置いとけばそのままでよかったんですけども、教育委員会のほうに権限を譲るというようなことを書きましたので、それについては訂正が必要でございます。そんな中で、一度本会議で提案したものでございますので、本会議で訂正はしなきゃいけないというふうには認識しております。そんな中で、議長、議会運営委員会の委員長とも相談いたしまして、今後の日程についてはさせていただきたいというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) そういう手続になるのは当然そうだと思います。もう一遍本会議で訂正をしなきゃならないのは当然なんですが、訂正でいいのかと。ちょっと字句が言い間違いしとったという話ではないんで、これは全く、市長と教育委員会とは全く別物なんで、ここの訂正というのは、それをそういうふうに理解するかどうかというのはそこが問題なんでしょうけれど、簡易な、表現が違うとったとか言うんやったらまた別なんですけど、これは明らかに市長と教育委員会という全然別物なんで、それを訂正いうのはちょっと。条例そのものが、提出が問題やったというふうには思うんですけどね。これを訂正でするというのは何か根拠をもうちょっと、誤りであったということはもうはっきり認められておるわけですから、誤りであれば、もう一度出し直しというのが筋ではないかと私は思うんですけどいかがですかね。この取扱い、議長、議会運営委員会の委員長に協議されたという話なんですが、これ訂正でいいんですか。 ○委員長(近藤憲生君) 事務局長。 ○事務局長(荻野隆幸君) 今、西本委員御指摘の点でございます。事前に、議長なり議運の委員長のほうには、訂正の方向でということで申出を受けさせていただきました。それで、今後のことになりますが、訂正の請求書が出てくるかと思いますが、今おっしゃられる、訂正の範疇なのか、出し直しの範疇かの判断につきましては、当局側は、今の段階では訂正でいくということを言われておりますので、それの是非につきましては後でまた御説明しますが、議会運営委員会の中で重々審査していただきまして、判断を下していただいたら結構かと思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がありませんので、これで質疑を終わります。  議案第140号は、議案訂正の申出について、議会運営委員会で取扱いが決定されるまでの間、審査を保留にしたいと思います。今後の想定される日程について事務局から報告させます。  事務局長。 ○事務局長(荻野隆幸君) 今ありましたとおり、今後、請求書の取扱いについては議会運営委員会のほうで決定をしていただきます。それまでの間、本委員会では本件につきましては留保という格好になるかと思います。  今後の想定される予定ではございます。今週25日金曜日に、本会議の中で先ほどの訂正の議案を上程したいと考えておりますので、逆算をいたしまして、前々日23日の予算決算常任委員会の終了後に、広報広聴委員会は予定していただいておりますので、その後になるかと思いますが、議会運営委員会を開いていただきまして、本会議での上程の件として審査をしていただきたいと考えております。仮に、訂正という格好で上程オーケーということになれば、本件については、25日の採決ではなくて、年明けの12日、13日、14日の中で一般質問がございますが、その中で総務文教常任委員会を再度開いていただきまして議案審査をし、最終、14日になりますが、この中で委員長報告の後、議案の採決という運びになろうかと考えております。なお、先ほど言いました、総務文教常任委員会で改めて再度審査をしていただく日程につきましては、後ほど御協議をしていただきたいと考えておりますが、12日、一般質問の初日の割り振りをちょっと減らしまして、総務文教常任委員会の時間を取りたいと思いますので、そこで審査をしていただきたいと御提案申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) ただいま事務局長から説明がありましたように、議案第140号「丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム条例の制定について」は、ただいまの説明のように取り扱うことといたしますがよろしいでしょうか。 ○委員長(近藤憲生君) 暫時休憩します。                 休憩 午前10時42分                ───────────                 再開 午前10時42分 ○委員長(近藤憲生君) 再開いたします  以上で、付託議案の審査を終わります。  本日議決いたしました付託議案に対する、委員会審査報告書の作成等につきましては、委員長・副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 異議なしと認めます。  よって、委員会審査報告書の作成等につきましては、委員長・副委員長に御一任いただくことに決しました。  以降の議事に関係ない部署はここで退席となりますので、その他を先に行います。資産管理担当部長と会計管理者はここまでの出席となります。退席される部署で、その他、当局から何か連絡事項等はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 退席する部局に関しては、その他はございません。
    ○委員長(近藤憲生君) 委員から、何かありませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 旧遠阪小学校のその後の処理といいますか、経過について、分かっている範囲で報告がありましたらお願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) これまで総務文教常任委員会のほうで、遠阪小学校廃校利活用の関係につきましては、継続審査でいろいろ協議いただいておりました。そういった中で、令和2年10月26日の議員総会が最終の場面で、旧遠阪小学校における貸付事業者の撤退意向があったということで、使用貸借契約を解約しますという報告をさせていただいていたところだと思います。  その後ですが、令和2年10月30日付で市有財産の使用貸借契約合意解約書という契約書を締結し、翌の10月31日付をもって解約ということになりました。  この契約の中には12月10日をもって明け渡すこととなっておりまして、その期日の前である12月4日付で、持ち込まれていた古材等の動産が全部搬出されていることと、若干の工事等がありましたので、施設の原状回復についての確認を12月4日付で行っております。あわせて、このときに、貸付けしておりました施設の鍵についても返却を受けましたので、ハード面についてはこれをもって全て完了ということになります。  一方、ソフト面ですが、令和2年の7月分から10月分の電気代、水道代等の維持管理費用なんですが、市負担分については現在未払いの部分がございます。これにつきましては、事業者側からの料金の精算が終わった後に市のほうに請求が来るわけですけど、この請求が全てそろっていないという今の状態でございますので、この分については請求がそろい次第支払うという準備はできているというところでございます。  なお、解約後ですが、解約後については市の直接的な管理ということになるんですが、管理自体は、令和2年11月2日付で地元の遠阪自治協議会と委託契約を交わしておりまして、現在遠阪自治協議会のほうで管理をしていただいているというような状況でございます。  後のことにつきましては、遠阪小学校の利活用の業者の募集をかけているところで、現在では文部科学省の、~未来につなごう~「みんなの廃校」プロジェクトという、ホームページというかそういうサイトがあるんですけど、そちらのほうでの掲載とか、市のホームページにも募集をかけているというような状況でございます。その状況で、今どこかの業者が来たかというと、そこはまだないとこなんですけど、今後出てくる予定になっております。 ○委員長(近藤憲生君) その他、委員から。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 給食センターの条例が出とったんですけども、柏原・氷上学校給食センターとなってますけども、聞きよったら山南地域のほうへも持っていきよるというようなことがあります。その中で、これ名称変更なんかは考えられていませんか。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 現在のところは特に名称変更は考えておりません。配送の関係で名称というよりは、設置当時の状況といいますか、それで決めておりますので、春日のほうも、今、市島のほうにしておりますけれども春日のままですし、そのままでいきたいというのか、今のところは特に考えていないという状況でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 垣内委員、まだ教育部長、この後もおられますんで、資産管理担当部長と会計管理者だけが退席されますんで、その部署に対して、また後ほどしていただいたら結構だと思います。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 先ほどの旧遠阪小学校の件ですけども、原状復帰という話やったんですけども、前に視察に行かせてもうたときに、一部の教室で壁を解体したりとかそういうようなことがあったと思うんですけども、その辺の扱いはどのようにされたかだけ。 ○委員長(近藤憲生君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 原状回復につきましては、例えば保健室のところで、黒板等があって取り外されたような状態のままになっておりましたので、それについては黒板等の復旧をかけてくれということと、その隣で腰壁等がむき出しになっているような状況でございましたので、そこも修復をしてもらいました。多分、委員言われてたのは家庭科室のところで、間仕切りの壁の柱が中途半端になったようなままで終わってたような状況やと思うんですけど、その部分については柱材を根元から全部撤去するというような格好で、壁を造作するわけではないんですけど、床と面になるような格好で撤去したというような状況になっております。 ○委員長(近藤憲生君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 壁のとこもちょっと気になっとったんですけども、原状復帰やなしにその後また使える、改修は一部されとるとは思うんですけども、それで利活用には支障がないという解釈でよろしいですか。 ○委員長(近藤憲生君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) おっしゃっているとおり、今後の利活用業者がどのように活用するかということになるのですが、柱材がない状態で、フラットな状況で広い状態なので、どちらかというと、そちらのほうが利活用は見込めるかなという判断をさせていただいております。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほか、委員ありますか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) もう旧遠阪小学校の話が出たからちょっと一緒に聞かせてもらいますけども、そしたらFM805たんばがあそこ、前の業者と契約して入ってはったんやけども、それはどうなってますか。 ○委員長(近藤憲生君) 資産管理担当部長。 ○資産管理担当部長(内堀日出男君) 業者とFM805たんばとの間の契約云々については、ちょっとこちらのほうでは把握しておりませんが、現状についてはもう出払っておられまして、学校全ての教室が今空いているような状況になっております。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほかございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) なければ、以降の議事に関係ない職員は退席していただいて結構です。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時52分                ───────────                 再開 午前11時05分 ○委員長(近藤憲生君) 再開いたします。  日程第2「所管事務調査」を行います。  まず1、学校適正規模・適正配置についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 学校適正規模・適正配置について、山南地域市立中学校統合準備委員会の状況について、市島地域小学校統合の検討状況について、丹波市立学校適正規模・適正配置検討委員会の状況についての3点につきまして、お手元の資料により担当の教育総務課長から御報告を申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 学校適正規模・適正配置に関する事項について報告させていただきます。  最初に、山南地域市立中学校統合準備委員会の状況について報告いたします。  資料は1ページを御覧ください。  これは10月29日に第12回統合準備委員会を開催いたしました。報告事項として、新中学校の基本設計、令和3年度から新調される制服デザインの2点について、報告がありました。制服デザインについては、資料2ページに詳しく掲載をさせていただいております。  次に、協議事項の1件目として、校歌歌詞、校章デザインの選考要領について、総務部会から提案があり、承認をされました。選考につきましては1月から、選考要領に従い、行っていくこととなります。  2件目として、山南中学校通学バス運行要綱について、資料5ページの要綱案が通学・設備部会から提案され、一部、文言修正を行うところがありますが、承認をされました。ただし、通学支援策については、統合準備委員会で決まったことがそのとおりに運ぶ保証がない領域なので、統合準備委員会として、この要綱に定める事項を大事にしながら議論を進めるといった位置づけであることが確認されました。  次に、資料3ページ、4ページにつきましては、9月15日及び10月14日の通学・設備部会に提示した、通学支援の事務局案です。  この事務局案に対し、和田地区の通学支援については各自治会を回るようにしてほしい、路線バスがない自治会については別のバスを用意してほしいなどの意見が出ており、事務局案との折り合いがついていない状況です。こういった状況の中で、和田地区、上久下地区で通学・設備部会の小委員会を設け、部会に提案するための協議を行うことになりました。この小委員会については、上久下地区は12月中に、和田地区は1月中にそれぞれ第1回目を開催するよう調整しております。  次に、資料6ページを御覧ください。  市島地域市立小学校統合検討委員会の状況について、御報告申し上げます。  市島地域では、6月30日に第1回統合検討委員会を開催して以降、11月18日まで4回の検討委員会を開催しました。検討委員会では、どのような子供を育てたいのか、どのような教育が望ましいのかなどをワークショップ等を通じて意見交換を行い、学校に期待すること、育みたい子供像をまとめ、そのために学校を統合するのがよいのか、しないのがよいのかを選択し、決定いただいたところです。  統合の是非決定に当たっては、11月18日開催の第4回統合検討委員会において、委員長を除く27名の委員に無記名投票を行っていただきました。結果は、統合するが23票、統合しないが3票、棄権が1票でした。この結果を踏まえ、第5回検討委員会で、統合準備委員会、仮称になりますが、設置に向けて協議いただく予定となっております。統合の形式や時期については、令和3年4月以降の協議となる見込みです。  次に、資料7ページを御覧ください。  丹波市立学校適正規模・適正配置検討委員会の状況について御報告申し上げます。  検討委員会の開催状況については、2、経過に記載のとおり、現在まで4回の検討委員会を開催しております。11月10日の第4回検討委員会で答申の素案をまとめていただきましたので、その内容について御説明申し上げます。資料は8ページからとなっております。  次に11ページまで飛んでいただいて、11ページを御覧ください。  今回の方針期間でございますが、学級編制基準や教育制度の変革、社会情勢の変化によって学校教育を取り巻く環境が今後大きく変化することも考えられることから、令和3年度から令和12年度の10年間を方針期間としております。  また、令和11年度には検討委員会を再度設置し、方針の見直しを行うこととしておりますのと、期間中であっても見直しの必要があると判断したときには、その都度見直すこととしております。  次に、3学校数と児童生徒数の変化でございますが、学校数については、昭和30年には小中合わせて42校ありましたが、統合しながら昭和42年には32校、平成29年には青垣地域の4小学校が統合し29校となり、現在に至っております。児童生徒数についても昭和30年には小中合わせて1万1,812人いましたが、その後減少し、令和2年には小中合わせて4,748人となり、今後も減少する傾向にあります。その下のグラフは、児童数、生徒数の推移を示したものになります。  次に、12ページを御覧ください。  適正規模ということで、こちらでは国の基準、10年前の平成22年度と今年度の市内学校別学級数の状況を示していますが、丹波市においては国基準の範囲内にある小中学校が少なく、今後も学級数の減少が予測されることから、これまでの方針を適正規模として位置づけるのは丹波市の実情に即していないとしています。  また、12ページから13ページにかけては、検討委員会での主な意見を記載しています。  これらのことを踏まえ、13ページの中段にあるとおり、①小学校は1学年1学級以上が維持できる規模、②中学校は1学年2学級以上が維持できる規模を、丹波市の適正規模とします。  次に、適正配置の通学距離・通学時間ですが、こちらも初めに国の基準、市内学校別遠距離通学の状況を、13ページから14ページにかけて示しています。小学校の下校時には、アフタースクールを利用する児童が多いことから、少人数で下校しなければならないなど現状に課題はあるものの、通学時間は、国の定めるおおむね1時間以内の基準を満たしているという状況です。また、通学距離についても、小学校で4キロメートル、中学校で6キロメートルを超える自治会がありますが、こちらも1時間以内というほうの基準は満たしているという状況です。  これらを踏まえ、方針として、①通学距離については、専用スクールバスや路線バスの運行がされていることや、距離の基準があまり意味を持たないため、基準は設けないことにします。②通学時間については、通学方法にかかわらず、小中学校とも1時間以内とします。  次に、15ページを御覧ください。  適正配置、学校の構成ですが、丹波市において、令和元年度に策定された丹波市まちづくりビジョンで、小学校や中学校は20年後の将来に必要と考えられる機能として、中心部に集約する機能ではなく、地域に残す機能として整理がされており、住み慣れた地域に残しておく方向で位置づけられています。  これらのことを踏まえ、①地域内(旧町域)に小中学校を各1校以上配置することを方針とします。  次に、適正配置、学校統合ですが、15ページから16ページにかけ、国の基本的な考え方や、市内の学校統合の状況を示しています。  丹波市においては、一定の児童生徒数や学級数があることにより、子供たちが多様な考え方に触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、一人一人の資質や能力を伸ばすことが考えられることや、職員配置においても、子供たちにひとしく望ましい学校教育を行うためには、一定の職員数を確保することが必要であるとしています。  方針としては、①小学校は複式学級規模となる場合または見込まれる場合に、地域合意の下、その学校のある地域、旧町域で統合協議を行うこととしております。ただし、完全複式規模となる場合は、地域合意のいかんを問わず、速やかに統合協議に入ることとしています。なお、中学校については適正規模、先ほどの学校構成の方針にもあるように、旧町域に1校以上を配置することとしておりますので、今回の方針期間においては統合協議を行わないこととしています。  次に、17ページを御覧ください。  新たな学びを取り入れた教育環境づくりについてですが、学校・学級の確保については様々な選択肢が考えられます。また、教科担任制や、複数の学校が連携して指導の充実を図る取組を見据えた教育環境づくりが今後重要となってきます。  ここでは1点目として、小中一貫校、義務教育学校による9年間を通じた教育課程の編成や、系統的な教育の確保について示しています。  2点目として、ICTを活用した学習環境の充実、遠隔システムの積極的な活用により、従来の学習方法との組合せによる学びの質の向上や、学習活動の幅の広がりなどについて示しています。  3点目として、地域社会との連携について、コミュニティ・スクールを活用し、保護者や地域住民等の学校運営への参画により、地域全体で子供たちの成長を支える環境を整えることを示しています。今後、この方針期間内に適正規模が確保できない状況になった場合などにおいて、先ほど申し上げました新たな学びの手法等を駆使し、適正な教育環境を維持していく必要があるとしています。  次に、18ページの廃校舎についてですが、廃校舎は、市にとっても地域にとっても重要な社会資本であることから、その利活用については、関係機関が連携して協議していく必要があると考えております。また、利活用の検討に当たっては、校区住民等と地域活性化に結びつく利活用方法となるよう十分協議を行い、現在まで進めてまいりました。廃校舎の利活用に当たっては、丹波市小中学校廃校舎施設等の利活用に関する基本方針に基づき、取り組んでいくこととしております。  最後に、19ページを御覧ください。  こちら、今後の課題として、統合に伴う遠距離通学となる児童生徒に対し、統合後の通学に支障が出ないよう取り組む必要があることや、小学校統合についてはアフタースクールの検討、中学校については、今後10年間統合協議は行わないものの、生徒数の減少により部活動が行き詰まることが今後考えられることから、中長期的な部活動の在り方を検討する必要があるとしています。  また、ICT等の新たな技術や視点を積極的に取り入れることで、今まで小規模校のデメリットとして考えられていたことの不足を補い、児童生徒の学習意欲の向上を図ることが、さらに求められるとしています。  今後、適正規模を下回る小学校が出てくることが予想されますが、学校統合は地域に大きな影響を与えることから、保護者や地域の理解を得ながら丁寧な議論を重ねていくことが重要であると締めくくっています。  再度、7ページを御覧ください。  最後に、今後の予定についてですが、本答申案を基にした方針案に対し、1月5日から2月5日の間、パブリックコメントの応募を行います。そして、2月に第5回検討委員会を開催し、最終答申を受け、3月の教育委員会での方針の承認を得て議会に報告させていただく予定にしております。  以上、長くなりましたが、学校適正規模・適正配置についての報告とさせていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) 当局からの説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 市島地域の検討委員会の状況の報告がございました。主に6ページですよね。ここで第1回から4回開かれて、4回目で投票がされています。これは報道でもありましたが、結果はこのとおりやと思いますが。  第1回は委員会構成やら趣旨の話、その他あるんでしょうけれど、経過報告あったでしょ。実質的にはどうでしょうか。第2回、第3回で実質的な議論されたような感じになるんですか。それはそうなんでしょうか。  で、4回目で投票となってます。ここで、棄権が1票ありますよね。報道でもあったように、時期、まだ議論が詰まっていないというふうな意見もあったようにあります。それで棄権したいという意見もあったようでありますが、この辺ちょっと、統合するかどうかだけを決めたみたいになっておるんですけれども、棄権があって、もうちょっと議論が不足しとるんやないかという意見も強くあります。この辺はどういうふうにお考えですか。  もう一点は、今後の予定の中で、1月に第5回が開かれて、その中で統合するということになったわけでしょうけれど、今度は統合準備委員会に切り替えると。切り替えるのはこの検討委員会が切り替えるんでしょうか。そこで設置要綱や委員構成などを協議すると。  もう一つは、その統合準備委員会の中で統合の形式や時期について4月以降協議すると。統合の形式や時期も含めてですけど、統合の形式というのは何を指していうのかと。統合するというのは、一応賛成多数で決めたと。あと、形式というのはどういうふうに考える、その3点お願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 3点の御質問にお答えをしたいというように思います。
     今回の委員会で、議論が2回目、3回目で主にされたのではないかというようなことのお話があったかと思います。確かに1回目は説明が主やったと思いますが、2回目の中でワークショップ等をして検討し、また、3回目のときに皆さんから御意見を聞いたと。それから、今回だけではなくて、この委員会だけではなく、過去に市島地域の教育を考える会で長年にわたり協議をしていただいたこと。また、昨年度10月に、市島地域で市島地域の教育を考えるフォーラムをさせていただいた。また、その後PTAを対象、また、認定こども園の保護者を対象にした説明会等もさせていただいた中で、いろんな御意見を聞かせていただいたという状況でございます。そういう中で、第4回の検討委員会の中で投票という形になったということでございます。  2点目、棄権の方が1名おられたということで、その方については委員会の中でも今回の議論では短いのではないかという御意見は確かにございました。ただ、これまでから、先ほど申しましたように、考える会でありますとか、フォーラム等での議論、御意見、それから、委員会に出ておられる棄権された方以外の方の中には、もう十分な議論ができたのではないかという方の御意見もありました。そういう中で棄権をされた、個人的なことで棄権されたのではないかというふうに思っております。  それから、今後、統合準備委員会に移行ということの中で、仮称ですが、委員の皆様に御意見を聞くというようなことでございますが、そこで全て決定をするということではもちろんなしに、御意見を聞いた上で進めていきたいということを申し上げておるところでございます。統合の形式等については、5校を2校、5校を3校というようないろんなパターンがございますので、そのことについても議論をしていきたいというように思っております。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 議論が不足しているいうのは、おっしゃいますように、過去に考える会でやってきた一定の成果があるやないかという意見やけど、ここで選ばれた人はその当時の人じゃないんで、新たに構成された委員の中ですから、設置要綱の中でも十分いろんな、識者も呼んで議論をしていくということになっているはずやったんですけど、非常にこれ、中の意見ではそういう方向に流れていったいうのは、確かに協議ですから仕方がない面もあるかもしれませんが、本当に重要な事案でありますから、地域の学校がなくなるということで。本当に、この2回ぐらいの議論で統合するということで賛成、投票で、しかも多数で決められたというのは、やっぱり地域の合意が本当にこれでできているのかというのは、甚だ疑問に残ります。  そういう意味で、次の統合の形式の中に議論が入っていくのかもしれませんけど、いずれにしても地域の代表者で構成されておりますけれども、その方が全権委任みたいな形にならんと、そこで議論された以上に地域での合意を、形式をどうするかということも含めてもうちょっと、委員長の采配になるんかもしれん、ここは。委員長の采配がそういうふうになるんかもしれませんが、地域住民の合意というのを十分に反映するように進めていくべきやというふうに思います。  そういう意味で、教育委員会の事務局ですけれども、取組の基本的な流れはやっぱりもうちょっと、決まっている方向やからこの方向で行かなしようがないということやなくて、住民の合意をどう取っていくか、議論をどう尽くしていくかという観点で進めることが大事やというように、私、経過を見て思いましたので、この点では特に、今後の統合準備委員会ですか、ここでも何校にするか別にして、そういうことも含めて議論を尽くすような方向づけで、これはまた委員長は川上委員長になるんですかね。その辺のことを2つお願いしたいです。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 今後、次回の検討委員会のほうでも協議はしていくんですが、十分に方向性としては決まったということですが、委員に今後、進め方についても御意見を聞いて進めていきたいなというふうに思っておりますので、その点については御理解いただきたいなというふうに思います。  また、川上委員長が引き続きというようなお話があるんですが、今回は検討委員会でございますので、一旦は検討委員会として終了と。次回の委員会で恐らく終了となろうかと思いますので、その後新しい委員会のほうに、どのような形になるかというのは現在のところは決まってないという状況でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 非常に住民の合意という点ではまだ不足しているということを、意見として述べておきたいと思います。  それで、今後の在り方も含めて、これはやっぱり本当に民主的に議論を尽くすと、本来の議論を尽くすいうやり方を徹底していただきたいと。急ぐ必要はないと思うんですよ、私は。何年何月までにせないかんということじゃないんで、これはやっぱり5つの小学校がどうなるかいうことは地域の存続に関わる重要な問題ということも認識されていると思うんで、ここんところは特に強く言っておきたいと思います。  それで、これ全般的な質疑になりますよね、今の教育委員会の報告ね、全部ですね。適正規模・適正配置について、最後ちょっと1点だけ言っておきます。  ちょっと気になるんが複式学級で、なるかならんか。16ページ、「複式学級規模となる場合または複式学級規模となることが見込まれる場合に地域合意のもと」でということでありますが、地域合意のもと、言葉では地域合意のもととなるんですけどね、前もいろんな形で地域合意を得るためにという、いろんなことを言われて委員会をつくってそこで決めよった、しゃんと終わりと。こういうことじゃなくて、本来の地域合意の在り方というのを、教育委員会として、もうちょっときちっと、この合意の在り方について聞いておきたいと。ここでは定まっていないかもしれませんが、やっぱり地域合意のもとというのは基準を明確にする必要がある、こう思います。  それからもう一点は、「ただし、完全複式(3学級)規模となる場合は、地域合意のいかんを問わず」と、これは地域の意見は関係ないんやと。こんな強引なやり方は、これはおかしいと思います。こんな法律がどっかにあるんですか。地域の合意なしにやれるんやと、これちょっとやり過ぎやと思います。その点お願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 2点でございますが、統合協議を進めるに当たり、基準を明確にということでございますが、今回の計画方針については、答申草案の段階で明確にという細かいところまでは決めてないというのが実情ですので、ここにも書いてありますとおりで、地域合意のもと、進めるということでしか、ちょっとお答えはできないかなというように思います。  それから2点目の、完全複式になった場合にということでございましたが、完全複式になった場合に必ず統合するというよりも、完全複式になると見込まれるときには協議を必ずしてもらうと、地域と一緒にするということをここで述べさせていただいておるということでございます。 ○委員長(近藤憲生君) どうぞ、最後お願いします。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 基準はここに書いてあるやないですか。「複式学級規模となることが見込まれる場合」とか、これは分かるんやけど、それはそれの基準やけど、それ以外に地域合意のもとにということの前提で統合協議を行うとなっておるわけですから、そういうふうになった場合、地域合意はどういう形の合意でそのことに入れるのかという、こういうことがここでは明確やないんでこれはどんなふうにも取れます。当局のほうで、例えば関係地域の自治振興会長の合意を得たと、これでいけるんやという、こういうことなのか。いやいや、もっと地域の合意を取ってもらう形式を何か取るというのか。方法を取るというのはそこら辺も明確にする必要があるんや、ここ、曖昧やと思いますけど。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 現在開催しております統合検討委員会なんかも、各自治振興会の会長とも相談をしましたし、また、各PTAのフォーラム、また、保護者説明会等で保護者の皆さんの御意見も聞きながらというようなことで今回統合検討委員会も進めてまいりましたので、同じような形にはなろうかと思いますけれども、そういう地域でありますとか、保護者の御意見も聞きながら進めてまいりたいということを申し上げておきます。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 山南地域市立中学校統合準備委員会のことで今説明を受けましたけど、ちょっとお聞きしたいと思います。  通学バスのことで、先ほどちょっと説明を受けたんでは、和田地区の当局案がうん言うてもらってないというようなことやったと思うんですけども、どういうようなことで言われとんのか聞きたいんですけども。私もいろいろと、和田中学校の保護者の方やら山南中学校のほうの保護者の方やらからも複数人はいろいろ耳にはしてますけども、この要綱案見させてもらってたら、バスの運行の要綱(案)、運行方針とか、それから運行方法なんか見てますと、これで当局もうん言うてはんねやったら大分かなりのことをされるんやなと思たりしますし、他町の中学校の状況であるとか通学距離、そんなんも分かってはんのかなと思うたりもするのと。  それから、現在、山南と和田の中学校は、たしか野球でもこの間頑張ってはったけど、合同のクラブ活動をされてますね。それは当然一緒に練習されとるわけやから、放課後どのようにしてやってはんのかいうことを教えてほしいのと。  それから、小委員会が通学・設備部会というふうになってますけども、通学と設備は別々に分けたほうがええと私は思うけどね。  それと、やっぱり通学は、保護者なり今後子供たちが絡むことやから、そこの方々が重点的に入られないとおかしいと思うんやけど、どれぐらい、どういう方が入っているのか分かりませんけども、年配のほうが入られておるのがあかんとかそういうことじゃなくて、そういう方でもおうちが、お孫さんであるとかそこら辺が、そういう対象の方がいらっしゃるんやったらよう分かってはるんや思うんやけども、知らない方だったらちょっとどうなんかなと思ったりしますけど。  今、いろいろ言いましたけども、答えられる範囲でちょっと1回目答えてほしいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 今の御質問につきまして、教育総務課長のほうからお答えをいたします。 ○委員長(近藤憲生君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 何点か御質問いただいた中で、まず1点目、当局案に対して反対というか折り合いがついていない点につきましては、和田地区については、全ての自治会についてバス停なりいわゆる乗降場所を設けてほしいというところが要望の主たるところです。で、今回提案しておりますのは路線バスを基軸にした提案となっておりますので、当然全ての自治会にバス停があるわけではないというところ、ただし、現在提案している中では応地、草部といったバス停から離れているところ、2キロメートル以上離れているところについては何らかの手だてを考えたいという検討をしております。そこまでの提案でございます。そこについて反対というか、もう少し考えられないのかというところでございます。  それと次の、2点目の通学バス運行要綱(案)について、先ほど、ここについても、当然事務局である教育委員会も統合準備委員会の中でこの議論は聞いておりましたが、先ほど御説明させていただいた中で、これが全て統合準備委員会だけで決定できるものではない。といいますのは、予算を伴っていったり、市の方針もございますので、いわゆる統合準備委員会の議論の柱としてこれを位置づけておられるんで、例えば運行方針の中で、「原則として生徒の住居の近くまたは生徒の居住する集落内とする。」ということが必ず担保されたわけではないというふうに捉えております。というところでの要綱(案)という位置づけかと思っております。  それから次に、通学・設備部会の委員構成ですが、これは統合準備委員会の委員の中で部会に分かれていただいてますので、先ほど委員言われたように、必ずしも当事者である保護者ばかりではなしに、自治会から推薦されている委員もいらっしゃいますし、教員も入っていただいているということで、自治会、PTA、教員といった中で部会構成もされているという状況です。通学・設備部会という部会になってますが、今、ほとんどの議論は通学についての議論ということで、設備というのはバス等も含んでいることから設備という中で、青垣地域の統合準備委員会で構成した部会の名称をそのままで、今、山南地域も議論をしているというところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 平日の部活動については、和田中学校、山南中学校それぞれで行っております。土日につきまして、合同で練習をしておるというふうに把握をしております。ただ、今現在学校のほうに問合せをしておりますので、確定してからお答えをしたいというふうに思っております。一つ聞いておるのは、土日ですので保護者送迎、これもあるというふうには聞いておるんですが、ちょっと確定してからお伝えをさせていただきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) なかなかのようです、聞くところによると。これどうですかね、早う決めないかんと私は思うんですけども、やっぱり保護者サイドというか、部会、委員会のほうもやっぱり引くとこは引いてもらわんと進まへんさかいね。それは、これまで山南地域以外の5地域は全部そういうことを、引くとこは引いたりしいもって統合ができとるわけやから、そこら辺は事情をよう分かっていただきたいなと思います。  それと、この案を見てますと、先ほどちらっとありましたけども、この中で「あらゆる通学手段を効果的に利用する。」いうのがあって、まあこのとおりにはならへんとは言われてますけども、「タクシー等あらゆる通学手段を効果的に利用する。」と書いてあります。それはほかの、今日、先ほど言われておった、後で説明あった分の適正規模の配置の関係でも、この距離よりも遠いとこも学校があって、それを自転車通学してるんですよね。それができないとこもあるさかい、そういうときはちゃんとしてあげないかんのですけども、タクシーみたいなこと言うてもうたら、今それこそおでかけサポートでさえ有料でせんとあかんようなるようなときに、やっぱりどうなんかなと。この文言が入っとることでは、私はびっくりしました。  それと、どうなんですかね。例えば和田地区が一番うん言うとってないわけでしょ、結局。ほかの地区は、うん言うとってんやね。ほいで、例えば和田中学校に来てもうたらよろしいがな、そこまで子供たちに通学、自転車で来てもうて、今来てんねやから。そっから引っ張って、バスで山南地域の統合中学校のとこ行くように、そういう話にはとてもやないけどならへんの。そうやって議会の私が言うとった、言うといてください。私、何ぼでも悪者になりますさかい。  以上、何ぞあったら。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) それぞれ地元のほうではいろんな御意見がある中でございます。通学手段については、議会の中で、本日、奥村委員からもお話があった御意見の案でありますとか、他地域の学校の状況でありますとかいうものも、また小委員会なり部会の中でお話もしながら、協議を今後進めていきたいなというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) 先ほど奥村委員おっしゃっていただいた、和田中学校に集合して、そこから新山南中学校までというところについても、この通学手段を考える一番最初の部会等でも、教育委員会というか事務局案としては提案をさせていただいております。これについては当然地元としては理解を得られなかったということで、今出している事務局案というところで議論をしているというところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 話合いでせないかんの分かっておるんですけど、中学生、2年、3年になったら、多分、通学はそれ乗らんと自転車で行くようになりまっせ。クラブ活動で一所懸命、楽しいし、自由な時間に帰れるからね。そんなんよりも自転車通学する安全対策で、街路灯を通学路にしてやるとか、そっちのほうに私は本来やったら、保護者とかこちらのほうが言われるのが本当やないかなと。私、聞いてへんやさかい分かりませんよ。本当はせやないかなと思うんですけどね。安全対策いうのはそうやないかなと思うんですけども。  ほんで今、私らの時代と違うてクラブ活動も割と早く終わりますわね。5時とか5時半までに終わるんちゃうの、多分。ほなやっぱり、今の時期は暗いですけども、そういうふうな安全対策とかそっちのほうで、そうやったら自転車ようよう通えると思うし、遠い距離自転車に乗って通うてる子、いっぱいおりまっせ、ほんまに。多分今、青垣中学校の遠阪地区の子も自転車で通うてる違うんかな。そうでしょ。ほんで神楽地区のほうの子でもそうやと思うし、そんなこと考えてもうたら。そら地元の子供たちのために思うて言われとるの分かるけど、やっぱり引くとこは引いてもらわんと、よそから影響出ます。よその地区が全部通学バス出してくれ言うてきますよ。  ほんで、最後に言うときますけども、私さっき言いましたけども、保護者の方でももうかなんと。ここで物を言うのがかなんというようなことも聞いてます。そこら辺はやっぱり話合いの場やから言いやすい雰囲気にしてあげてもらわんと、当局は、ここ、あれやないからしようがないかしらんけども、雰囲気悪いようですね、この中。そんなふうに聞いてますけど、私が聞いとるだけですけど、中見たことないですから分かりませんけども、そんなんが耳に入ってくるということはつらいですわ、私らも。そこら辺、当局の担当課も大変や思いますけども頑張ってもろて、よい妥協点が見つかるようにお願いしたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 今の御意見聞かせていただいて、今後参考といいますか、協議が円滑に進むように努めてまいりたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 同じようなことです。私とこら辺は50年前に、まあどこでも一緒や思いますけど中学校は合併しました。今になって合併をされる動きでいろいろと意見は出ておりますが、先ほどから話もありました、卑近な例を言いますと、うちらから中学校へ行くのは7キロメートルほどありますわ、大体ね。ほいで1日に7,000台ほど車が通る道路を通っていきよりますが、ちょっと危ない、崖崩れになって、豪雨でしたとこもありますし、木を切って通学路をもうちょっと明るくしたほうがええなというとこを通りながら、昔は、性犯罪があった頃はちょっと危ないなというようなとこも通りながら、子供らは通うとりました。それで、今もありましたとおり、引くところは引くということも考えてもらわんと、これはしゃあないなと思います。  私がお尋ねしたいのは、今後の課題のところでちょっと一つだけ聞きたいんですけども、中学校のクラブ活動ですけど、ちょっとクラブ活動関係者に聞いたところによりますと、サッカー部とか、野球部とか、団体競技は廃部の傾向にあるんではないかと。実際に、サッカー部はほかの学校と合同でやったり、試合に出たりしておるということで、このまま子供がどんどん減っていくので仕方ないんですけども、となると、自分一人でやる競技か、そういうもんしか子供はクラブ活動はしないということになって、それは教育的な影響というか、人間形成上どういうようになるんかなというように思うんですけど、そこらはどないも仕方のないことやと思いますが、教育委員会としてはクラブ活動の傾向についてはどうですか。ちょっとお尋ねします。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 渡辺委員御指摘のように、部活動につきましては生徒数の減少によりまして、いわゆるチーム競技、これにつきましては合同チームを結成し、大会に臨んでおります。ただ、なかなか平日合同チームの練習ができないというような状況もありますので、非常に苦慮しておるというような状況であります。ただ、今後文部科学省のほうも、クラブ活動につきましては部活動の在り方の検討委員会を各市町で立ち上げていきなさいと、これはいわゆる指導者が地域への移行ということも考えてというようなことを言われております。丹波市教育委員会におきましても、今年度中に部活動の在り方の検討委員会を立ち上げていきたいというふうに思っております。その中で地域移行、それから部活動数、それから適切な部活動の在り方というのはどうあるべきであるかということを検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(近藤憲生君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 私も長いこと団体競技のクラブ活動をやっておりましたので個人競技のことはあまりよく分かりませんが、できれば若いうちは団体競技がええかなと思うところもあります。  ところで、学校のないところには、やはり人は住まないと思うんです。で、まちづくり全般を考えてみますと、学校がなくなったら、こんなとこに住んでおってもこれは不便やなというところで若い人は住まないというところで、だんだんだんだん少子高齢化に陥って負のスパイラルになるということもありますので、学校云々は地域に対する、まちづくりに対する影響は非常に大なるものがあるんではないかと思います。それで、これは脅しではありませんが、その責任の一端は教育委員会にあるかも分からんということで、指導する教育委員会としては大変やろうなと思いますが、その辺はどのようにお考えですか。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) どこの地域にかかわらず、子供たちが、市内で人数が、児童生徒数が減ってるという、そういう状況でございます。先ほどの方針の中でもありましたように、小学校の場合でしたら複式学級になるような状況が、決して子供たちの教育環境にベストではないというふうに思っておりますので、そういうところを地域と、また保護者とも、状況によりますけれども協議をして、必要に応じた形で統合は必要なのか、いや、単独でいくのがいいのかというようなことを、十分に協議を、今後もしてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 奥村委員、御質問のことです。和田中学校、山南中学校に今、学校に問い合わせました。野球部とバレー部を例に取りますが、どちらも自転車での山南中学校への集合、それから保護者送迎、どちらもあるというふうに聞いております。特に、夏休み等は自転車を利用して中学校へ行っているというようなんが実情でございます。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員、よろしいですか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 分かりました。要するに、そしたらそれは保護者の方も了解の上で自転車で行ったり、送っていったりされておるということや思います。そういうことも説明して、やってください。 ○委員長(近藤憲生君) ほか、質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) なければ、ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午前11時54分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(近藤憲生君) 再開いたします。  午前中、最後に説明がありました、学校適正規模・適正配置についての質疑はございませんね。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、GIGAスクール構想の実現に向けてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 小中学校の児童生徒の一人一人のタブレット端末と、高速で大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子供たちに最適化された創造性を育む教育の実現を目指すGIGAスクール構想でございますけれども、今後の端末の配置スケジュールと教職員の研修計画等につきまして、担当の次長兼学校教育課長から御説明を申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) それでは、GIGAスクール構想の実現に向けて、御報告をいたします。  これまで、GIGAスクール構想に係る環境整備スケジュールについては、8月5日の総務文教常任委員協議会において御報告をさせていただきました。本日は、タブレット端末の配置スケジュールと、端末を活用した教育活動の推進に向けた研修計画について御報告をいたします。  市内小中学校の児童生徒への1人1台端末の配置につきましては、12月11日より配置を開始し、12月中に10校、1月中に19校への配置を進め、1月末には全小中学校へ配置を完了する予定でございます。  次に、端末を活用した教育活動推進に向けた研修につきましては、有識者と学校関係者の6名で構成しておりますICT活用教育プロジェクトチーム会議において、児童生徒に個別最適化された創造性を育む教育の持続的な実現を目指すというGIGAスクール構想の実現に向けて、本年度当初より、児童生徒の力を最大限引き出すためのICTの効果的な活用と指導の在り方について、調査、研究を進めてまいりました。  これまでに、市内児童生徒の資質能力の育成に向けた到達目標と、学校での日常活用の具体的な取組案を作成し、教職員への研修についても協議し、研修については既に取り組んでいるところでございます。  次に、市内小中学校教員7名で構成しておりますICT活用教育研究部において、1人1台端末を効果的に活用した教育活動の在り方についての調査と研究を進めております。ICT活用教育プロジェクトチーム会議と連携しながら、現在教職員、児童生徒がタブレット活用に向けたリーフレットを作成し、端末配置に伴い、小中学校で活用を進めてまいります。  また、各校の中核となるGIGAスクール構想推進リーダーを選出し、その育成に向けた研修により、推進リーダーが中心となった、自校の全教職員を対象とした校内研修を実施しております。次年度は端末を活用し、工夫した授業実践を行う研究校を指定してまいる予定でございます。  今後も様々な研修を実施しながら、児童生徒が1人1台の端末により個別最適化された学びの実現を目指してまいります。 ○委員長(近藤憲生君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 令和2年度中にはタブレットは全校生徒に配付されるというスケジュールと、それから、令和3年度にかけて各教職員関係の研修があると。配付はもう令和2年度で終わるわけですよね。したがって、令和3年度の冒頭からはこれを活用するということが前提になるわけやね。で、この話を、令和3年度はこんだけ研修がぐっと重なるわけやけど、パンフレットも配布されるということなんやけど、これは令和3年度中でやってしまうということで、令和4年度から本格的なGIGA教育になるということなんですか、これ。スケジュール的にちょっと、同時進行かどうか知りません、その辺の関係、ちょっと言うてください。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。
    ○教育部長(藤原泰志君) タブレット端末につきましては、今も説明をいたしましたとおり、1月中に入ってまいります。全ての学校が入る予定になっております。それを受けて、各学校ではその端末を使った授業をしてまいりますということで、本格的には、今年度の後半も十分利活用していきたいとは思っておりますけれども、来年度からが本格的になるのかなというのが実態かと思います。研修等について、中身のことにつきましては、再度次長兼学校教育課長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 今回の報告につきましては、令和2年度、令和3年度というふうな形での御報告をさせていただいておりますが、端末を活用した授業というのはどんどん進化してまいりますので、この研修いうのは、ずっと継続する部分もあるかというふうに思います。最初のほうの研修内容と、令和3年度後半の研修内容はまた違ってまいりますので、そのような形で子供たちとの学びをさらに深めてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) いや、そういうことを聞いておるんやなくって、令和2年度は、まあ配付は分かりましたと。それは当然、使うは使うわけ。令和3年度からずっと研修が入りますよね。ほんで具体的な形で、やり方やとか指導方法がここで、効果的な内容がどうであるべきかということが分かるわけですから、この研修すら全部一通り、まあ変化するという話は分かるんやけど、こういう説明をされると、これが実際、研修が1年かけてやるというようなスケジュールになると、実際、本格的にはその後かなと思うんですよ、このスケジュール感からいうたら。だから、今話があったように、令和3年度の頭からタブレットを使った授業というのか、そのやり方は、もう進められていくわけですよね。そこんところのめり張りが、ちょっとこれ、どう続いていくのか、どこから本格的にやるのかいうのが分かりにくかったんで聞いたわけです。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 申し訳ございません。タブレットを活用した授業につきましては、令和2年度からスタートというふうに思っております。ただ、研修というのはいろんなことがありますので、同時進行しながら行ってまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(近藤憲生君) ほか、質疑はございませんか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) こういったことの得意な若い教職員と、それと、ちょっとお年を召した教職員とあると思うんですけれども、そういった中で、のみ込みであったり教育に関しての分断というか、そういうようなこともないか心配するんですけれども、今までの研修等ではみんなが同時スタートで、同時でいけているような状況でしょうか。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) ここにも書いておりますように、GIGAスクール構想の推進リーダーをつくっております。  この中には若い教職員もありますし、年配の教職員も入っております。その中で、確かに委員御指摘のように、得意な方、それと、ちょっと苦手というふうに思われておる方がいらっしゃるのは事実あるとは思うんですが、そのあたりも一緒になって学校の中で校内研修を進めております。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほか、質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、子ども読書活動推進計画(第3次)の策定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) この、子ども読書活動推進計画でございますが、第2次の計画が令和2年度をもって終了することから、国や県の動向、丹波市の状況や課題を踏まえ、第3次計画として現在策定を進めているところでございます。  このことにつきまして、担当の中央図書館副館長から、現在の状況について御報告を申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) それでは、丹波市子ども読書活動推進計画(第3次)(案)につきまして、御説明のほうさせていただきたいと思います。  丹波市子ども読書活動推進計画(第3次)(案)、こちらの計画につきましては、子ども読書活動の推進に関する法律の第9条第2項において、計画策定の努力義務が規定されており、この規定に基づきまして第3次計画として策定するものでございます。  計画期間につきましては、令和3年度から令和7年度にかけましての5年間といたしております。計画期間中、必要に応じて内容のほう見直すことについて、規定もさせていただくというような状況でございます。  第3次計画につきましては、前回計画におきまして、家庭や地域、学校、図書館など、おのおのの取組の成果から見えてきました課題を整理いたしまして、その課題を踏まえた上で、それぞれが具体的に取り組む内容として、整理をいたすものでございます。こちらの計画策定に当たりまして、小中学校の先生、それから、市内部の関係部局の職員で組織をしております丹波市子ども読書活動推進会議、こちらのほうで協議を委託しまして、こちら、計画(案)としてまとめさせていただいたものでございます。  それでは、計画の概要につきまして、お手元の資料により御説明を申し上げたいというふうに思います。  まず、資料の1ページから2ページの第1章でございます。  第1章では、第3次計画の策定に当たってといたしまして、子供の読書活動の意義でありますとか、計画策定の背景など、記載をさせていただいておるところでございます。令和5年5月に行われました全国的なアンケート調査では、子供の読書離れについては、5年前よりさらに進行いたしておりまして、定期的に読書をする子供と全く読書をしない子供、こちらの二極化が進んでまいっております。子供の読書活動は、子供が言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにするなど、生きていく力を身につける上で欠くことができないものでございます。今の子供たちが社会人として生きていく時代は予測困難で正解がない時代と言われており、これには自立した子供の育成が必要とされています。子供の読書活動は、今後の予測困難な時代を自ら切り開くために必要な探求心を身につけるとともに、豊かな、確かな学力の育成につながるものでございます。このためにも家庭や地域、学校、図書館などが、それぞれの分野で担うべき役割を認識した上で相互に連携をしながら、子供の主体的な読書活動を下支えする条件整備が求められるというふうにしております。  続きまして、第2章、3ページから4ページにかけてでございます。  第2章では、第3次計画の基本的な考え方といたしまして、こちらに記載しておりますとおり、3つの基本的方針を掲げ、家庭や地域、学校、図書館が相互に連携・協力しながら、子供の読書環境の整備、充実を図るための普及・啓発活動に取り組んでいくことを示させていただいております。  続きまして、5ページから12ページでございます。  こちらの第3章では、第2次計画の成果と課題といたしまして、家庭や地域、学校、図書館など、それぞれの取組の成果から見えてまいりました課題を、整理をさせていただいております。  学校での課題といたしましては、9ページ中ほどに記載をさせていただいておりますが、小学校では家庭によって読書に対する温度差がある、中学校では学校図書館を利用する子供の固定化が見られる、こういったことが課題として上げられております。また、図書館では、12ページの中ほどに表がございますが、こちら令和2年3月31日現在の年代別登録者率・有効登録者率の表を掲げさせていただいておりますが、この表に記載のとおり、年齢が上がっていくにつれまして図書館の利用が減少していっていることから、中高生が図書館へ行ってみようとするような魅力ある図書館づくりが求められている、こういったことなどを図書館の課題として上げさせていただいておるところでございます。  続きまして、13ページから19ページにかけましての第4章でございます。  こちらの第4章では、第3次計画推進のための具体的な取組といたしまして、家庭や地域、それから学校、図書館など、それぞれが取り組む具体的な内容を、記載をさせていただいておるところでございます。  学校での取組内容といたしましては、15ページに記載しておりますとおり、小学校では学校図書サポーターの支援による、快適で利用しやすい学校図書室の整備などを上げさせていただいております。また、中学校では朝の10分間読書、こちらの継続実施などを上げさせていただいております。  続いて17ページ、図書館での主な取組でございます。  図書館では、一番下の段に記載してありますとおり、出先機関への出張おはなし会の開催でありますとか、それから、18ページの中ほどに記載をさせていただいておるんですが、中高生向けの図書の充実といたしまして、ヤングアダルトコーナーの整備・充実などを主な取組内容として上げさせていただいているというような状況でございます。  続きまして、20ページから22ページにかけましての第5章でございます。  第5章では、第3次計画推進のための連携・協力といたしまして、市内の読み聞かせボランティアグループ、こういったグループとも情報を共有しながら、家庭や地域、学校、図書館、こういったところが相互に連携・協力することの重要性を示させていただいておるというような状況でございます。  学校では家庭への支援・連携といたしまして、引き続き学校だよりでありますとか、学級通信を通じて家庭読書の重要性を周知をさせていただきたいというふうに考えてます。  一方、図書館では、市民プラザなどでのおはなし会の開催をはじめ、関係機関との連携した取組の実施を上げさせていただいているというような状況でございます。  続いて、23ページから24ページでございます。  こちらの第6章では、第3次計画推進のための啓発・広報といたしまして、市内の認定こども園をはじめといたします子育て支援施設でありますとか、学校や図書館における、それぞれの子供読書を推進するための啓発・広報活動を示させていただいているというような状況でございます。  以上が、簡単ではございますけど、丹波市の子ども読書活動推進計画の(第3次)(案)の概要でございます。  最後に、今後の予定について御説明申し上げます。  最後のページでございます。こちらの25ページ、御覧いただきたいというふうに思います。  本日の総務文教常任委員会、それから、あしたの丹波市定例教育委員会のほうで概要を報告をさせていただきまして、1月の中旬頃に開催を予定をいたしております丹波市立図書館協議会、こちらのほうで内容を御協議いただくという予定でございます。その後、約1カ月間のパブリックコメントを実施いたしまして、2月もしくは3月の定例教育委員会において、計画策定の議事として提案をさせていただくという予定でございます。  以上、簡単ではございますが、丹波市の子ども読書活動推進計画(第3次)(案)の概要説明とさせていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 策定の中の第3章で、課題っていうところで、地域でも図書館でもボランティアの育成と連携が必要であるというようなことが書いてあって、そして、今後の取組についても、やっぱりボランティアと連携してというふうなことが書いてあるんですけれども、6ページでは、ボランティアの育成と連携で、「特に若い世代のメンバーが少ないことから、グループの存続にも課題があります。」と書きながら、今後の取組でボランティアの連携とも書いてあって、具体的な取組ということが、今後この計画の下に出てくるのかどうかというところを確認したいです。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) ただいま広田委員の御質問につきまして、担当の中央図書館副館長のほうから御説明を申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) 先ほど広田委員のほうからボランティアの育成というようなことでの御質問をいただいたところでございます。確かにボランティアの高齢化というものは進んできておるのが現実でございまして、そういったことにはなっておるような状況なんですが、ボランティアを育成するというんですか、そういった図書館サポーターの養成講座というものを年間複数回、開催をさせていただいておりまして、今年度についてもサポーターの養成講座は開催をさせていただいております。  また、現在のところ、全てでたしか52名の登録があるというようなことで、今後もやっぱり、ボランティアの飾りつけでありますとか、蔵書の点検であるとか、それから図書の修復でありますとかこういったことについては図書館職員だけではなしに、やっぱりボランティアのほうにも御協力をいただきたいというようなことで、こういったボランティアの養成講座のほうについては、引き続き実施してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) ボランティアの養成講座は、ずっと続けておられても存続が厳しいというような状況であろうかと思うんですけれども、そのところ、何か変えるとか対策をしないと、このまま同じ状況が起きるのではないかと思って、それではこの計画は絵に描いた餅になってしまうのではないかと思うわけですけれども、そのところは今後、どのように考えられますか。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) 確かに存続、これまでのとおりにボランティア養成講座というような形で募集をするというような形をっておくだけでは、やはり今後だんだん減っていくというようなことがありますので、いろいろな団体組織、例えば学校のPTAとかそういったところにも、こういったことに御協力をいただきたいというような啓発活動については検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 今学校の図書室、それから、市の図書館あるんですが、やはり図書館のきちっとした対応をするとしたら、司書が、学校の配置は多分全校にあるとは思うんですけど、配置状況はどうなんでしょうか。  それから、市の図書館の司書はどのぐらいおられるんか。一応、各館におられると思うんですが、その辺、状況だけちょっとお知らせいただければと思います。  それと、もう一つは、以前、前の市長のときに図書館の、これ表現はどうかちょっと分かりませんけど、図書館の整理統合というのは極端な話かもしれませんが、そういうふうな話がちょっと一時期出たことがあるんですが。それは全然触れてないんで、そんなことはもうこれには触れられないんかもしれませんが、その辺は、そんな話はもうなくなったんですよね。一応今の独立した各地域の図書館を生かしていくということで、将来は、第3次計画にわたっては、それはそういうことではないということなんで、ちょっとそこだけ確認をしておきたいです。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 学校における司書教員といいますか、その状況については次長兼学校教育課長のほうからお答えをいたします。  市の図書館の司書の関係については、副館長のほうから後ほど御説明いたしたいと思います。  それから、最後の、図書館の統合といいますかその話の件でございますけれども、前市長のときにそういう話も出ておりますけれども、現在のところはその後何ら具体的な協議をしておりませんので、今の状況は変わっていないということで御理解をお願いします。 ○委員長(近藤憲生君) 次長兼学校教育課長。 ○次長兼学校教育課長(足立和宏君) 司書教員につきましては、規定されております12クラス以上の学校につきましては、司書教諭を配置しております。また、全小中学校に図書担当おります。これ市内の研修会を設けて、いろんな研修して力量形成をしておりますので、そういう形で対応しておるところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) 丹波市内の図書館の司書の数でございますが、市内6館、中央図書館、分館含めまして6館あるわけなんですが、司書、全てで12名配置をさせていただいております。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 12クラス以上、学校の場合は1人置くという、そういう基準は満たしているということでよろしいですよね。  それから、市の図書館のほうは6館、支館いうのか、を含めて12名と。これは今の蔵書とか規模に対して、12名いうのはそれはそれで満たしているということで理解したらよろしいんかということ。  それから、整理統合の話ですが、前市長でそんな話は出とったけど、一般質問でもたしかこれありまして、何かそこんときは整理いうか統合いうんかな、一つの管理していきたいみたいな話やったんやけど、今は、新しい市長、その辺の方針は別に、そのままの方針いうて今言われましたけど、実際上は、そこら辺はまだ何も協議はしておられないと思うんで。しかし、そういうことは、それはちょっと私は異議があるんですけど、子供読書活動推進計画第3次からいうと、図書館の重要性がちゃんと、もう脈々と出とるわけですよ、図書館の役割が。そんな中、そんな話が出るわけがないと思って、ここには出てないんで、今後そういうことは、今取りあえずはこの中には出てこないということで確認してもうたらよろしいですかということです。 ○委員長(近藤憲生君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 3点目の件でございますけれども、前市長のときにそういう話は出ておりましたけれども、前には進んでないというのか協議をごっつ進めてるとかいうことではありませんので、現在、図書の読書活動推進計画については何ら影響がないというように思っておるところでございます。  それから、市の図書館のほうは基準を満たしておるのかということについては、副館長のほうからお答えをさせてもらいます。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) 先ほど、市内6館の図書館の図書館司書、基準を満たしているのかというような御質問をいただきました。こちらのほうにつきましては、市内の図書館に必ずしも司書を配置しなければならないというような規定はございませんので、特段そのあたりは問題ございません。ただ、市内6館ある中で、18名の職員で運用しておりますので、大変な仕事の中でもある中でというのは理解はしているというような状況です。 ○委員長(近藤憲生君) よろしいですか。  ほか、質問はございませんか。  議長。 ○議長(藤原悟君) 1点お願いします。ひょうご子どもの読書活動推進計画(第4次)を見ますと、情報通信手段及び出版形態の多様化による読書活動の変容に多様というとこで、例えば、電子書籍とかあるいは最近はやりの漫画家によって、子供が難解な本でも飛びつきやすくというんかそういうことも書いてあります。いきなりは無理だとしても、そういった検討というのは入らなかったんでしょうか。 ○委員長(近藤憲生君) 文化財課長兼中央図書館副館長。 ○文化財課長兼中央図書館副館長(山内邦彦君) 先ほど議長のほうから電子図書等の導入等の検討というようなことで御質問を頂いたところでございますが、こちらの子供読書の関係の推進計画の中では、特段そのことについては触れてはないんですが、丹波市の図書館の中では丹波市図書館協議会の中でもそういった電子図書の導入等について協議はさせていただいているような状況でございますが、ただ、今電子図書のほうなんですけども、電子図書と今上がっていますものは、例えば調べ物関係、それから旅行雑誌、そういったものについては電子化が進んでおるところではございますが、一般的な図書、そういった部分については、やはり紙媒体、本での媒体がまだ中心というような状況になってございます。ですので、1つの電子図書を導入することによって、どれだけ本がたくさん買えるかというようなこともございます。今後を見据えたという形になるわけなんですが、電子図書のほうが今後充実してくると、価格のほうもできるだけ下げられたというような状況で、そういった方向になっていった場合については、今後そのような電子図書の導入についても検討のほうを前向きに進めてまいりたいというようなところでございます。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  教育部はここまでの出席となります。  その他、教育部から何か連絡事項等はございませんか。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 教育部のほうから特にございません。 ○委員長(近藤憲生君) それでは垣内委員、先ほど質問されておった件、引き続き、よろしいですか。
     委員から、何かございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) なければ、教育部は退席していただいたら結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午後1時34分                ───────────                 再開 午後1時36分 ○委員長(近藤憲生君) 再開します。  次に、第3次丹波市人権施策基本方針の策定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) それでは、第3次丹波市人権施策基本方針の策定につきまして、お手元配付資料により御説明を申し上げますが、初めに、この方針の策定に当たりましては、令和元年から2カ年での策定スケジュールで現在まで取り組んでおりましたが、本年初頭からの新型コロナウイルス感染症の対策を優先するということで、その影響による進度調整の結果、策定に係るスケジュールを変更して取り組んでいるところでございます。その状況を、所管人権啓発センター所長より御説明申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 人権啓発センター所長。 ○人権啓発センター所長(前川康幸君) それでは、第3次丹波市人権施策基本方針の策定について御報告申し上げます。  1、策定の経過でございますが、人権施策基本方針は平成18年10月に策定いたしております。また、平成24年4月に施行した丹波市自治基本条例では、基本理念の第1号に、「市民一人一人の基本的人権が守られ、助け合いながら、安全・安心に暮らすことができることを目指した行政を行います。」と掲げました。その後、平成27年3月には第2次基本方針として改定し、現在これに基づきまして人権施策に取り組んでおります。さらに今回、2の策定の趣旨で説明いたしますが、令和4年3月に第3次基本方針を策定するものです。  2、策定の趣旨でございますが、人権問題は少子高齢化や情報化、国際化の進展、さらに、様々な社会情勢の変化に伴い、ますます多岐にわたり複雑化しています。平成28年度には人権三法と言われる障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法が施行され、人権施策に関する動きが大きく変化してきています。また、平成30年度に実施しました丹波市人権に関する市民意識調査の結果を人権施策に反映させる必要があります。これらを踏まえ、令和3年度に第3次基本方針を策定するものでございます。  3、第3次丹波市人権施策基本方針の策定スケジュールについて、御説明いたします。  本方針の策定に当たっては、令和元年度に丹波市人権行政推進審議会を2回開催し、第1回目の10月は市民意識調査の結果報告等を行い、令和2年3月には基本方針策定について市長から諮問を行い、その後、策定スケジュール、全体構成について御審議いただきました。先ほども部長のほうから御報告申し上げましたが、令和2年度中には方針の内容につきまして御審議いただき、基本方針を策定する予定で進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症に関する事業の進度調整によりまして、策定期間を令和3年度末まで延期することといたしました。  令和2年度から令和3年度のスケジュールにつきましては、別紙を御覧ください。  令和2年度は、12月17日に3回目の審議会を開催し、スケジュールの変更、全体構成の再確認と第1章の基本方針改定の趣旨、第2章の人権施策推進の基本的な考え方について御審議いただきました。  令和3年2月に予定しております第4回では、課題と現状、課題に対する施策について、それぞれの人権問題ごとに順次御審議いただきます。  令和3年度の第5回から第7回は、引き続き、課題に対する施策について御審議いただき、第8回と第9回で基本方針(案)を求めたいと考えております。方針(案)につきましては11月にパブリックコメントを行う予定です。パブリックコメントの結果を受け、第10回の審議会で基本方針を確定いただき市長へ答申を受けた後、決定したいと考えております。総務文教常任委員会へはパブリックコメント実施前に基本方針(案)を、令和4年3月には、決定しました基本方針について御報告する予定です。  人権の尊重は、全ての市民が自由と平等が保証され、生き生きと暮らすことができるまちづくりの基礎であり、全ての行政施策は人権尊重を基軸として推進することが必要であると考えておりますので、丹波市人権施策基本方針の策定につきまして、総務文教常任委員会の皆様の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。  以上、第3次丹波市人権施策基本方針の策定についての御報告とさせていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) 説明が終わりました。  なお、補足資料として、丹波市人権行政推進審議会委員名簿をタブレットに登録しております。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 二、三聞いておきたいと思います。  1つは、これの基礎になる丹波市人権に関する市民意識調査、これはもう結果が出とるようで、まとめた冊子も出されておるんですね。ちょっとここにはついてないんですが、まあもらいに行きますけど、一緒につけていただいたら、なおよかったかなと思います。  もう一つは、これから審議されるんでしょうけれど、第1回に出されておるところの案、人権施策基本方針の審議の案と、それから骨子、このようなものがちょっとあったらよかった。まあこれから審議されるんで、我々が審議するわけではないんやけど、どういう方向で審議されるかなと思ってちょっと気になったんで。骨子があるはずなんですけどね、これ。  スケジュールは分かりました。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいま2点、御質問をいただきました点でございます。  まず、意識調査の結果につきましては、本来、本日情報提供させていただければよかったのかも分かりませんが、現在既に丹波市のホームページのほうで公表しておりますので、また併せて御覧いただければありがたいというふうに思います。  2点目の方針の案、骨子につきましては、これは先日、第3回の審議会が開催された中で、もう報告をさせていただいております。こちらの方針の骨子につきましても、第2回の策定委員会が3月に開催されておりまして、そのときの資料として公開をしておりますので、本日つけるべきだったかも分かりませんが、大変申し訳ございませんがそちらのほうで確認をいただきたいと思います。  ただ、概略だけ申し上げますと、第2次から第3次に変わる部分で、細かなところは多々あるんですけど、大きくはインターネットによる人権侵害、こちらの項目がその他の人権課題というところの中の一つの項目であったものを、やはり近年情報化社会の中でインターネットによるそういった人権侵害のほうが非常に複雑化しておりますんで、その部分を一つの項目立てをすることによってしっかりと頭出しをしていきたいということ、それからもう一点は、同じく性的指向や性同一性障害などに関する人権問題という部分、この部分につきましても、いろいろと御意見を頂いておる中で、やはりその他の人権課題というくくりの中から1ランク、上げると言ったらおかしいんですけど、一つの項目に位置づけまして、性的マイノリティの人権という形での特出した形でお示しをしていきたいというようなところはございますので、またホームページのほうで公表している資料、御確認いただければ、非常にありがたく思います。 ○委員長(近藤憲生君) 西本委員 ○委員(西本嘉宏君) 丁寧な御説明ありがとうございました。  本来であればホームページで見て、ホームページ出とるんやったら、資料としては一応報告してもらうんやったら、そこで突っ込んだ話をするつもりはないんやけど、全体のアウトラインはやっぱりきちっと報告してもらわんことには、ホームページ見てください、いやもうそこに載しておりますからいうようなことでは、ちょっと丁寧さが欠けているんやないかと。見りゃいいんですよ、こっちもね。だから、資料はちょっと十分提供していただいたらと思いますので、もらいに行きますけどよろしくお願いします。いや、出してもうたらほんま、後からでも出してくださいね、これ。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいまの御指摘の件、以降の協議に諮る際、十分に配慮させていただきたいと思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほか、質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  以降の議事については委員のみで協議する事項です。  当局の出席はここまでとなりますが、その他、何か連絡事項等はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 1点、12月4日に同意をいただきました監査委員の選任についての質疑の中で、竹村氏の丹波市水道事業の運営審議会の委員について、御質問を承っておった件でございます。  竹村氏におかれまして、監査委員におかれましては12月15日付で水道事業の運営審議会の委員を辞任をされましたので、御報告させていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) 部長、4日と言われましたけども。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 14日です。 ○委員長(近藤憲生君) 14日ですか。分かりました。  ただいま企画総務部長から説明がありましたが、その件についての質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) そしたらほか、ありますか。  まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 私のほうから1点、成人式に関する御報告でございます。  既に、12月15日付で丹波市議会議員の皆様には令和3年の丹波市成人式の開催につきまして、来年の1月10日に開催をするということで御案内を差し上げているところでございます。ただ、ここに来てコロナに関する感染症の拡大というような状況の中で、ちょっと流動的なところがありますのでそのあたり、御案内の文書の中でも最悪中止の判断をする場合もあるというような記述はしておりましたが、現状のところで少し報告をさせていただきたいと思います。所管の市民活動課長より御報告申し上げます。 ○委員長(近藤憲生君) 市民活動課長。 ○市民活動課長(小畠崇史君) 先ほど部長のほうからもございましたとおり、開催日1月10日ということで、丹波の森公苑ホールにて開催をいたします。既に議員の皆様には御案内をさせていただいているところでございますが、一部、その文書の中で令和2年というふうに記載をしているところがございまして、令和3年1月10日の間違いでございましたので、ここで訂正をさせていただきたいと思います。  あわせて、全国的にも新型コロナウイルスの感染拡大が心配をされるところではございますが、現段階においては感染拡大防止の対策をしっかりと、対策を講じた上で開催する方向であるということで御報告をさせていただきます。  具体的な対策といたしましては、入場者の検温、それから手指消毒、また、ホールまでの動線確保、また、例年旧町ごとにマスクを外した状態で集合写真を撮っておりましたが、これにつきましてはマスクを外した状態での、集まると密になるということを避けまして、これは取りやめをさせていただきます。代替としまして、少人数で写真を撮ることができる小さなブースを3か所ほど設置をしたいなということで、対策を講じます。  しかしながら、年末年始を迎えまして状況が急変する場合もございます。県や近隣市の動向を注視する中で、時間の短縮、また、地域を2つに分けて二部制、あるいは無観客での映像配信に切り替えるなど、状況によりましては、実施内容を変更することも視野に入れて、取り組んでまいりたいというふうに考えております。なお、そうした判断による周知につきましては、市のホームページでお知らせをいたしますとともに、新成人につきましては事前にホームページを確認をいただくように、今週中に文書を発送させていただく。あわせて、防災行政無線等によりまして周知をいたします。また、御来賓の皆様方につきましてもスムーズな連絡が取れますように対策を取ってまいります。  以上で、報告を終わらせていただきます。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 御苦労さんです。対策が取られるのもようよう分かって、それは必要なことをされるんやけど、一番私が心配するのは、その後の、成人式が終わった後の同窓会じゃないですけど、それを心配します。それは市のほう関係なしでなってくるから、ほんで特に都市部に出られている方がこっち帰られて出席されるわけやから、移動も今、年末年始ああいうことが出てるから、やっぱり慎重にされたらどうかなとは思います。  それと、もしもそうされるんやったら、他市の事例でもありましたけども、今ほとんどの方が晴れ着、着られますわね。キャンセル料いうのが発生してくる思いますが、それの対策とかそこら辺は、市民に寄り添った行政ということでそういうことは考えたらポイントが物すごい上がると思いますけど、いかがでしょうか。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいま御質問なり御意見があった点、2点あると思います。  まず1点目、成人式終了後の成人の皆様の行動でございます。これにつきましては、既に国のほうからあるいは県のほうからも成人式の開催後における行動の在り方ということで、一定の感染防止対策に努めるような考え方での動きをするようにというような注意喚起が出ております。その部分で、私どもも最終的に参加をいただく皆さんにそのメッセージが再度伝わるようにはさせていただきたいというふうに思っております。  それから、もう一点のキャンセル料への対応につきましては、所管の課長あるいは関係者等も協議する中で、そういったところも生じる可能性がないことはないんですが、その部分を対応するという分については、非常に多額の費用も出てくるので、今の段階では、どういった状況になるかという想定も含めて十分にはし切れていないというところがありますので、御意見を受けた中で今後協議はしていきたいというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 国なり、県なりのほうからそういう通知が来てる、まあ当然来るんやろなと思いますけども、なかなか防ぎようがないと思いますわ。ずっとついて回ってるわけでもないし。そこら辺は自己責任いうてもやっぱり、もしもそれが出たら丹波市でいうことになるからね。ほんで夏にするとか、そこら辺も含めて考えられたほうがええんちゃうかなと個人的には思います。  それと、キャンセル料ですけども一律に、一律いうか、それぞれ値段が違うやろうから、例えばちょっとあげても、今はせえへんのかいな、祝いで1,000円するのは農協がくれはるのかいな。              (「市も」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 市も1,000円。ほな、それにちょっと色をつけて2,000円ほどするとかね。ほんでそのキャンセル料の足しにしてくださいというて。             (「何十万円」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 何十万円もせえへんわ。どんな数字が出てくんねん。  そういうふうに何ぼか、もしもやめるんやったら、そういうことも考えたらええんちゃうかなだけ言うときますわ。 ○委員長(近藤憲生君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) 開催に当たりましては、先ほど担当課長が説明申し上げましたように、残された期間は僅かなんですけど、その間の状況の変化に対応した形で、最終的にどういう形で開催するかというのは、最終市長の判断をいただく中で、開催については決定させていただきたいというふうに思います。  ただ、成人式の後の、いわゆる通常であれば同窓会であったり、いろんな集まりがあるんですけど、それを自粛をいただくということに対して、内部でのあくまでも協議、一つの考え方としては、今回できなかった分、また時期を改めて開催することに際して、何か開催の通知に、開催に係る案内経費とかそういったものを校区単位で支援をしていくというような支援ができないかどうかというようなことも内部では検討しておりますが、今具体的にお示しする状況ではございません。あわせて、キャンセル料につきましては、そういった御意見があるということを認識した中で、今後の対応については検討させていただきたいというふうに思います。 ○委員長(近藤憲生君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) そのほか当局からありませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 以上で当局からの報告は終わります。 ○委員長(近藤憲生君) 委員から、何かございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) なければ、当局は退席していただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午後1時58分                ───────────                 再開 午後1時59分 ○委員長(近藤憲生君) 再開いたします。
     次に、日程第3、閉会中の継続審査事項を議題といたします。  閉会中の継続審査事項につきまして、御協議をいただきたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後1時59分                ───────────                 再開 午後2時12分 ○委員長(近藤憲生君) 再開いたします。  それでは、協議の結果、閉会中の継続審査につきましては、丹波市立氷上回廊水分れミュージアムに関する事項といたしますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) 異議なしと認め、そのように決したいと思います。  その他の項に入ります。  その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(近藤憲生君) なければ、その他の項を終わります。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の総務文教常任委員会を閉会といたします。  副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。 ○副委員長(谷水雄一君) 以上で、総務文教常任委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。               閉会 午後2時12分...